暦としつらえの季節の手仕事

二十四節気、七十二候、五節句、節供、雑節などの暦に沿って季節を感じられるよう、それぞれの記事をカレンダーとしてまとめてみました。常に季節を感じながら、自分らしい時間を過ごすことができたら、幸せなことなのかと思っております。

◆は毎年日にちが変動する行事です。暦の日にちは、その年により変わるものもございますので、ご注意ください。




  1. 夏の暦
    1. ◆2024年5月5日~19日 二十四節気 「立夏」
    2. ◆2024年5月20日~6月4日 二十四節気 「小満」
    3. ◆2024年6月5日~20日 二十四節気 「芒種」
    4. ◆2024年6月10日  雑節「入梅」
    5. 2024年6月16日  嘉祥の日
    6. ◆2024年6月21日~7月5日  二十四節気 「夏至」
    7. 2024年6月30日   夏越の大祓
    8. ◆2024年7月1日 雑節 「半夏生」
    9. ◆2024年7月6日~21日 二十四節気 「小暑」
    10. 2024年7月7日  五節句「七夕」、節供 「七夕の索餅」
    11. ◆2024年7月19日~8月6日  雑節「夏土用」
    12. ◆2024年7月22日~8月6日 二十四節気 「大暑」
    13. ◆2024年8月6日 雑節 「節分」 
  2. 秋の暦
    1. ◆2024年8月7日~21日 二十四節気 「立秋」
    2. ◆2024年8月22日~9月6日 二十四節気 「処暑」
    3. ◆2024年8月31日 雑節 「二百十日」
    4. ◆2024年9月7日~21日 二十四節気 「白露」
    5. 2024年9月9日 五節句 「重陽の節句」 、節供「栗の節供」
    6. 2024年9月10日 雑節 「二百二十日」
    7. ◆2024年9月17日 「十五夜」
    8. ◆2024年9月19日~25日 中日22日 雑節 「秋彼岸」
    9. ◆2024年9月21日 雑節 「秋社日」
    10. ◆2024年9月22日~10月7日 二十四節気 「秋分」
    11. ◆2024年10月8日~22日 二十四節気 「寒露」
    12. ◆2024年10月15日 「十三夜」
    13. ◆2024年10月20日~11月6日 雑節 「秋土用」
    14. ◆2024年10月23日~11月6日 二十四節気 「霜降」
    15. ◆2024年11月6日 雑節 「節分」
  3. 冬の暦
    1. ◆2024年11月7日~21日 二十四節気 「立冬」
    2. ◆2024年11月7日 節供 「亥の子餅」
    3. 2024年11月23日 新嘗祭(勤労感謝の日)
    4. ◆2024年11月22日~12月6日 二十四節気 「小雪」
    5. ◆2024年12月7日~20日 二十四節気 「大雪」
    6. お正月のスケジュール
    7. 2024年12月13日 正月事始め
    8. ◆2024年12月21日~2025年1月4日 二十四節気 「冬至」
    9. 冬至に食べる「冬の七草」
    10. 2025年1月1日 節供 「元旦の膳(おせち)」
    11. ◆2025年1月5日~19日 二十四節気 「小寒」
    12. 2025年1月7日 五節句 「人日の節句」
    13. 2025年1月11日「 鏡開き」
    14. 2025年1月15日 節供 「上元の粥」、「小正月」
    15. ◆2025年1月17日~2月2日  雑節 「冬土用」
    16. ◆2025年1月20日~2月2日  二十四節気 「大寒」
    17. ◆2025年2月2日  雑節 「節分」
  4. 春の暦
    1. ◆2025年2月3日~17日 二十四節気 「立春」
    2. 2025年2月23日   富士山の日
    3. ◆2025年2月18日~3月4日  二十四節気 「雨水」
    4. 2025年3月3日  五節句 「上巳の節句」 、 節供 「上巳の草餅」
    5. ◆2025年3月5日~19日 二十四節気 「啓蟄」
    6. ◆2025年3月17日~23日 中日20日  雑節 「春彼岸」
    7. ◆2025年3月20日 雑節 「春社日」
    8. ◆2025年3月20日~4月3日 二十四節気 「春分」
    9. ◆2025年4月4日~19日 二十四節気 「清明」
    10. ◆2025年4月17日~5月4日  雑節 「春土用 」
    11. ◆2025年4月20日~5月4日 二十四節気 「穀雨」
    12. ◆2025年5月1日 雑節 「八十八夜」
    13. ◆2025年5月4日 雑節 「節分」
  5. 夏の暦
    1. 2025年5月5日  五節句 「端午の節句」 、 節供 「端午の粽」 
  6. 暦とは
    1. 二十四節気とは
    2. 七十二候とは
    3. 五節句とは
    4. 節供(せちく)とは
    5. 雑節とは
  7. しつらえとは
  8. しつらえるものについて
    1. すだれ 簾
    2. たたみ 畳
  9. 明日はどんな手仕事する?
  10. 季節の手仕事の関連記事

夏の暦

◆2024年5月5日~19日 二十四節気 「立夏」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「立夏(りっか)」】期間:2024年5月5日~5月19日
立夏とは、立夏の七十二候、立夏のころのしつらえとして「夏のしつらえ」、立夏の頃に旬を迎える食べ物として「トマト」、立夏の頃に食べる和菓子として「琥珀」、立夏の頃に咲く花「クレマチス」を紹介しています。

◆2024年5月20日~6月4日 二十四節気 「小満」

◆2024年6月5日~20日 二十四節気 「芒種」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「芒種(ぼうしゅ)」】期間:2024年6月5日~20日
二十四節気、七十二候「芒種(ぼうしゅ)」は梅雨の時期です。雨の準備に、お気に入りの傘や長靴を用意します。また梅仕事が盛んな時期です。青梅のシロップ漬けが出来上がるのと、黄梅で梅干しを仕込み、ジャムを作る時期です。雨でも手仕事は楽しみましょう。

◆2024年6月10日  雑節「入梅」

雑節のひとつ。梅雨に入る時期ということ。農家にとっては、梅雨入りの時期を知ることは、田植えの日取りを決めるのに重要でした。漬けた青梅が漬かり始め、熟した黄梅で梅干しを漬ける頃になります。

【季節の手仕事「実梅」①梅まとめ】もっと知りたい梅仕事は大仕事!青梅、黄梅の梅仕事の紹介など梅まとめ
「青梅の手仕事」として、青梅のシロップ漬けと梅ゼリー、「黄梅(完熟梅)の手仕事」として簡単白梅干しと梅ジャムのいまどきの簡単レシピをご紹介。道具など揃えなくても、保存袋で簡単に作ることができます。難しく考えずにチャレンジしてみてください。 

2024年6月16日  嘉祥の日

【季節の指標 6月16日は「和菓子の日」】もっと知りたい和菓子のこと!「嘉祥の日」「嘉祥菓子」とは?
平安時代の「嘉祥」とは、嘉祥の日はいつか、6月16日の和菓子の日とは、嘉祥菓子は何の菓子なのか、江戸時代初期の嘉祥菓子の種類や江戸時代末期の嘉祥菓子の種類などを紹介しています。

◆2024年6月21日~7月5日  二十四節気 「夏至」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「夏至(げし)」】期間:2024年6月21日~7月5日
二十四節気、七十二候の「夏至(げし)」。夏の真ん中の節気です。夏至といえば、昼間の時間が一番長い日です。明るい時間を有効利用しましょう。夏至の頃に食べるもの枝豆やわらび餅、咲くお花百合、しつらえとしてうちわや風鈴なども紹介しています。

2024年6月30日   夏越の大祓

【季節の指標 6月30日は「夏越しの大祓」】 夏越しの大祓は、「茅の輪くぐり」と自分で作る「水無月」
毎年6月30日は「夏越の大祓」といい、1年の前半のケガレを落とし、後半の健康と厄除けを祈願する日です。神社などで「茅の輪くぐり」をし、ういろうでできた「水無月」というお菓子を食べます。簡単に作ることができる「水無月」のレシピを紹介しています

◆2024年7月1日 雑節 「半夏生」

半夏生
2023年7月15日 三島 ハンゲショウ

夏至から数えて11日目の「半夏生(はんげしょう)」は、田植えを終える目安の日です。

半夏生とは、烏杓子(からすびしゃく)と呼ばれる薬草が生える頃ということです。烏杓子が生えてくるころには、田植えが終わっていないといけないという目安だったようです。

写真の半夏生は、ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草です。葉の半分くらいが白いことから、半分だけお化粧をしたように見えるということで、この名が付いたとされます。葉の大きさは長さ10センチ前後です。ゴマのようなものがお花です。花びらはありませんが、白いお花です。草丈は1mほど。ドクダミ科なので、独特の香りがあります。

昔から関西では、半夏生の日にたこを食べてきました。たこの足のように作物の根がしっかりと地に張り、吸盤のように稲穂がたくさん実るようにとの願いが込められています。

◆2024年7月6日~21日 二十四節気 「小暑」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「小暑(しょうしょ)」】期間:2024年7月6日~21日
二十四節気の「小暑」、小暑の七十二候、小暑の時に旬を迎える「葉しょうが」や、小暑の頃に食べたくなる「ゼリー」のレシピ、小暑の頃に咲く「檜扇水仙」、小暑の頃のしつらえとして「お盆飾り」をご紹介。

2024年7月7日  五節句「七夕」、節供 「七夕の索餅」

【季節の指標 五節句「七夕の節句」、節供「七夕の索餅(さくべい)」】今年こそ晴れることを願ってます!
五節句の1つ「七夕」に関しての言われや歴史、七夕の行事食として節供の索餅(さくべい)やそうめんなど細く長い食べ物の紹介をしています。日本での七夕のしつらえとして、短冊に願い事を書き、笹に飾るという習慣があります。願い事が叶いますように。

◆2024年7月19日~8月6日  雑節「夏土用」

【季節の指標 雑節「夏土用」】夏土用の間は気を付けましょう 期間:2024年7月19日~8月6日
夏土用は、土いじりや草刈りをしない、新しいことを始めることをしない、場所の移動をしないなどがあります。また、季節の変わり目で体調を崩さないように、うなぎやうりなど「う」のつくもの、なすやごぼうなどの「黒」い色のものを食べる風習を紹介。

◆2024年7月22日~8月6日 二十四節気 「大暑」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「大暑(たいしょ)」】期間:2024年7月22日~8月6日
二十四節気、七十二候の大暑(たいしょ)は、暑さの対処のすすめとして、大暑の頃に旬を迎える唐辛子、大暑の頃に食べたい和菓子としてかき氷、大暑の頃に咲くお花として月見草を紹介。大暑のしつらえとして、冷房とすだれやよしずをダブルで使う方法を紹介。

◆2024年8月6日 雑節 「節分」 

「節分」とは、「季節を分ける」ことです。暦の上での季節の始まりの前の日のことを「節分」といいます。節分は1年に4回あります。立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前の日のことをいいます。夏が終わり、秋が始まる「節分」です。

秋の暦

◆2024年8月7日~21日 二十四節気 「立秋」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「立秋(りっしゅう)」】期間:2024年8月7日~21日
二十四節気と七十二候の立秋(りっしゅう)について、立秋の頃に旬を迎えるみょうが、葛のお菓子、秋の七草、秋のしつらえなども紹介しています。秋の七草はロゴで覚えると覚えやすくなります。

◆2024年8月22日~9月6日 二十四節気 「処暑」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「処暑(しょしょ)」】期間:2024年8月22日~9月6日
二十四節気の処暑について、処暑の七十二候の内容や、処暑の頃に旬を迎える食べ物として、里芋をご案内しています。また、この時期食べたくなる和菓子として「松風」を紹介。処暑の頃に咲くお花としてさるすべりをご紹介。しつらえはキャンドルをご案内しています。

◆2024年8月31日 雑節 「二百十日」

◆2024年9月7日~21日 二十四節気 「白露」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「白露(はくろ)」】期間:2024年9月7日~9月21日
白露とは、二十四節気とは、七十二候とは、白露の頃のしつらえ、白露の頃に旬を迎える「新生姜」、白露の頃に食べる和菓子「さつまいも菓子」、白露の頃に咲くお花(実)「山椒の赤い実」などの紹介です。

2024年9月9日 五節句 「重陽の節句」 、節供「栗の節供」

【季節の指標 五節句「重陽の節句(菊の節句)」、節供「栗の節供」】9月9日「重陽」のしつらえや行事食
9月9日は、五節句「重陽の節句(菊の節句)」、節供「栗の節供」です。五節句とは、重陽の節句とは、重陽の頃に咲くお花「菊」について、重陽のしつらえ、節供とは、栗の節供とは、重陽の行事食などを紹介しています。

2024年9月10日 雑節 「二百二十日」

◆2024年9月17日 「十五夜」

【季節の指標「十五夜」】十五夜、中秋の名月、お月見、芋名月の違い 2024年9月17日
十五夜、中秋の名月、お月見、芋名月の違いをご紹介。また、十五夜の歴史、月見団子などのお供えをするもの、しつらえなども紹介しています。しっかり準備をして月の神様にお願いごとをしましょう。

◆2024年9月19日~25日 中日22日 雑節 「秋彼岸」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「秋分」、雑節「秋の彼岸」、雑節「秋の社日(しゃにち)」】暦大渋滞
秋の彼岸、秋分、秋分の七十二気候、秋の社日について、それぞれの意味とすることを紹介。おはぎの作り方や、ぎんなんの下処理の方法まで、秋は手仕事が多くなりますが、秋の収穫を感謝するスワッグを作ってみたり、読書をしたり、秋の夜長を楽しみましょう。

◆2024年9月21日 雑節 「秋社日」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「秋分」、雑節「秋の彼岸」、雑節「秋の社日(しゃにち)」】暦大渋滞
秋の彼岸、秋分、秋分の七十二気候、秋の社日について、それぞれの意味とすることを紹介。おはぎの作り方や、ぎんなんの下処理の方法まで、秋は手仕事が多くなりますが、秋の収穫を感謝するスワッグを作ってみたり、読書をしたり、秋の夜長を楽しみましょう。

◆2024年9月22日~10月7日 二十四節気 「秋分」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「秋分」、雑節「秋の彼岸」、雑節「秋の社日(しゃにち)」】暦大渋滞
秋の彼岸、秋分、秋分の七十二気候、秋の社日について、それぞれの意味とすることを紹介。おはぎの作り方や、ぎんなんの下処理の方法まで、秋は手仕事が多くなりますが、秋の収穫を感謝するスワッグを作ってみたり、読書をしたり、秋の夜長を楽しみましょう。

◆2024年10月8日~22日 二十四節気 「寒露」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「寒露(かんろ)」】期間:2024年10月8日~22日 
季節の指標である二十四節気、七十二候の寒露(かんろ)について、寒露の頃に旬を迎えるさつまいもや枝豆、寒露の頃に食べる和菓子柚子ういろう、寒露の頃に咲く花の紫式部の実や金木犀、寒露の頃のしつらえとしてつるうめもどきのリースを紹介。

◆2024年10月15日 「十三夜」

【季節の指標「十三夜」】日本独自の風習「十三夜」を楽しむのも忘れないで! 2024年10月15日
十三夜とは、豆名月とは、栗名月とは、十三夜の歴史、十三夜のお供え「月見団子」、十三夜のしつらえなどを紹介。十三夜は日本で生まれた独自の風習です。満月ではない、まだ少し欠けている月を愛でて楽しむ、日本人ならではの素敵な文化となります。

◆2024年10月20日~11月6日 雑節 「秋土用」

【季節の指標 雑節「秋土用」】秋土用の間は気を付けましょう 期間:2024年10月20日~11月6日 
冬土用は、土いじりや草刈りをしない、新しいことを始めることをしない、場所の移動をしないなどがあります。また、季節の変わり目で体調を崩さないように、大根や大豆など「た」のつくもの、鯖やブルーチーズなどの「青」い色のものを食べる風習を紹介。

◆2024年10月23日~11月6日 二十四節気 「霜降」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「霜降(そうこう)」】 期間:2024年10月23日~11月6日
季節の指標である二十四節気、七十二候の霜降(そうこう)について、霜降のころにしょくを迎える「山芋」、霜降の頃に食べる和菓子「干し柿」、霜降の頃に咲く花「秋明菊」、霜降の頃のしつらえとして「十三夜」の紹介をしています。

◆2024年11月6日 雑節 「節分」

「節分」とは、「季節を分ける」ことです。暦の上での季節の始まりの前の日のことを「節分」といいます。節分は1年に4回あります。立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前の日のことをいいます。秋が終わり、冬が始まる「節分」です。

冬の暦

◆2024年11月7日~21日 二十四節気 「立冬」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「立冬(りっとう)」】期間:2024年11月7日~21日
季節の指標である二十四節気、七十二候の立冬(りっとう)について、立冬の頃に旬を迎える「大根」、立冬の頃に食べる和菓子「焼き芋」、立冬の頃に咲く花「山茶花」「水仙」、立冬の頃のしつらえ「こも」を紹介しています。

◆2024年11月7日 節供 「亥の子餅」

【季節の指標 節供「亥の子餅(いのこもち)」】亥の子の祝いに食べる「亥の子餅」 2024年11月7日
節供の1つである「亥の子餅」について、作り方や食べる月、食べる日、食べる時間、なぜ食べるのか、などをご紹介。「亥の子餅」が近くの和菓子やさんで手に入らないようでしたら、自分で作ってしまう簡単レシピもご紹介。チャレンジしてみてください。

2024年11月23日 新嘗祭(勤労感謝の日)

新嘗祭
20223年11月23日 新嘗祭 三嶋大社にて

新嘗祭(にいなめさい)とは、その年に収穫されたものを神に供えて感謝をする行事です。

三嶋大社では、写真のように、宝物殿に三島で採れた野菜たちが捧げられます。

◆2024年11月22日~12月6日 二十四節気 「小雪」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「小雪(しょうせつ)」】期間:2024年11月22日~12月6日
季節の指標である二十四節気、七十二候の小雪(しょうせつ)について、小雪の頃のしつらえとして「モミのクリスマスリース」、小雪の頃に旬を迎える「ねぎ」、小雪の頃に作りたい・食べたい「干し芋」、小雪の頃に咲くお花「日本水仙」を紹介しています。

◆2024年12月7日~20日 二十四節気 「大雪」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「大雪(たいせつ)」】期間:2024年12月7日~20日
季節の指標である二十四節気、七十二候の大雪(たいせつ)について、大雪の頃に旬を迎える「にんじん」、大雪の頃に食べる和菓子「きんとん」、大雪の頃に咲く花「南天」、大雪の頃のしつらえとして「正月事始め」を紹介しています。

お正月のスケジュール

【季節の手仕事「お正月」①お正月のスケジュール】お正月行事や準備することを確認しましょう
お正月行事のスケジュールとして、12月13日の正月事始め、12月31日の大晦日、1月1日の初日の出、元旦、初詣、元旦の膳(おせち料理)、1月7日の七草粥、1月11日の鏡開き、1月15日の小正月などを紹介。

2024年12月13日 正月事始め

【季節の手仕事「お正月」②正月事始め】12月13日は「正月事始め」 お正月の準備を始めましょう
12月13日は正月事始め。正月事始めとは、年神様とは、お正月の一連の行事、お正月のしつらえなどをご紹介。お正月のしつらえである、鏡餅、門松、お正月飾り、お正月に飾るお花なども紹介しています。お正月の準備を始めましょう。
【季節の手仕事「お正月」③鏡餅・鏡開き】お正月の「鏡餅をしつらえる」方法 そして「鏡開き」する方法
お正月の鏡餅とは、鏡餅をしつらえる、鏡餅の飾り方、飾る時期をご紹介。お正月期間が終わった後の鏡開きについて、鏡餅の行方としてお汁粉についてもご紹介しています。お正月の1つ1つの行事の意味を知って、お正月期間を楽しみ、運気を呼び込みましょう。
【季節の手仕事「お正月」➃お正月飾り】お正月の注連縄飾りの種類や飾る理由、飾る時期、飾る方法を紹介
注連縄(しめなわ)飾り、お正月飾りとは、神社の注連縄飾り、家庭の注連縄飾り、注連縄飾りやお正月飾りや玄関飾りの違い、家庭の玄関用お正月飾りについて、お正月飾りを飾る理由、飾る時期、飾ってはいけない日、外す日、行方などを紹介。
【季節の花図鑑「お正月の花」】もっと知りたい!お正月に華やかに飾りたい「生の花」の種類11種!
お正月に飾る生のお花の種類として、裏白、万年青、松竹梅、千両、椿、南天、福寿草、万両、蠟梅を紹介。新年を迎えるおめでたいお花を飾ってください。

◆2024年12月21日~2025年1月4日 二十四節気 「冬至」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「冬至(とうじ)」】期間2024年12月21日~2025年1月4日
冬至とは、冬至の七十二候、柚子湯に入るとは、かぼちゃのほかに冬至に食べると良いを言われているもの、冬至の頃に咲くお花について、冬至の頃のしつらえなどを紹介しています。忙しい時期に効率よくできるアウトプット術など、ご提案しています。

冬至に食べる「冬の七草」

【季節の手仕事「冬の七草」】もっと知りたい!冬の七草は2種類ある?「花の冬の七草」と「食の冬の七草」
冬の七草である、花の冬の七草(ふきのとう、福寿草、節分草、雪割草、寒葵、寒菊、水仙)と食の冬の七草(南京、蓮根、にんじん、ぎんなん、金柑、寒天、うどん)の紹介。

2025年1月1日 節供 「元旦の膳(おせち)」

【季節の指標 節供「元旦の膳」】「お正月」⑥元旦の膳(おせち料理)基本のおせち料理はこれだけ!
初心者におすすめ!おせち料理は基本の祝い肴三種だけ作れば大丈夫!元旦の膳(おせち料理)とは、お屠蘇、雑煮、祝い肴3種(黒豆、田作り、たたきごぼう)の簡単レシピ、お正月の風習、お正月に用意するものとして祝い箸、年明けうどん、花びら餅などを紹介
【季節の指標 節供「元旦の膳」】「お正月」⑧元旦の膳(おせち料理)重箱に詰める料理・詰め方・その意味 
重箱につめる料理として、一の重には黒豆、数の子、田作り、ごぼう、いくら、柿バター、かまぼこ、金柑、栗きんとん、昆布巻き、魚の甘露煮、伊達巻、錦玉子、弐の重には、海老の鬼殻焼き、かに、のし鶏、参の重には煮物、与の重には酢の物を詰めます。

◆2025年1月5日~19日 二十四節気 「小寒」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「小寒(しょうかん)」】期間:2025年1月5日~19日
小寒(しょうかん)とは二十四節気の一つ。寒の入りや寒中などの説明や、小寒の頃に旬を迎えるかぶや小寒の頃に咲くお花ロウバイについて、また、新年となり縁起物となる小豆を使ったあんこに関しても紹介しています。

2025年1月7日 五節句 「人日の節句」

新しい年を迎え、松の内の間は、神のための日とされ、7日から人の日が始まるとされていました。人日の節句は、五節句の一つです。七草粥を食べ、お正月料理で疲れた胃腸を休め、平常の食生活に戻す区切りとします。

【季節の手仕事「お正月」⑨七草粥】人日の節句は、生の「春の七草」を手に入れて「七草粥」を作りましょう
箱根西麓三島野菜には、生の「春の七草」があります。生のせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろを手に入れて、香りのよい七草粥を作りましょう。

2025年1月11日「 鏡開き」

【季節の手仕事「お正月」③鏡餅・鏡開き】お正月の「鏡餅をしつらえる」方法 そして「鏡開き」する方法
お正月の鏡餅とは、鏡餅をしつらえる、鏡餅の飾り方、飾る時期をご紹介。お正月期間が終わった後の鏡開きについて、鏡餅の行方としてお汁粉についてもご紹介しています。お正月の1つ1つの行事の意味を知って、お正月期間を楽しみ、運気を呼び込みましょう。

2025年1月15日 節供 「上元の粥」、「小正月」

【季節の指標 節供「上元の粥」】小正月の行事「どんど焼き・上元の粥・小豆粥」2025年1月15日
【季節の指標・節供】小正月の行事である、上元の粥、小豆粥を食べ、どんど焼きで年神様をお見送りすることで、12月13日の事始めから約1ヶ月続いたお正月の行事が終わります。最近では行われない行事も多く、日本人として伝えていきたいことばかりです。
【季節の手仕事「小豆粥(あづきがゆ)」】もっと知りたい小豆粥!甘い?いつ食べる?何のために食べる?
小豆粥とは、小豆粥の歴史、小豆粥を食べる理由、小豆粥の占い、小豆粥をいつ食べるのか、冬至に食べる冬至粥、小正月に食べる上元の粥、冬土用に食べる赤いもの、小豆粥のレシピなどを紹介。

◆2025年1月17日~2月2日  雑節 「冬土用」

【季節の指標 雑節「冬土用」】冬土用の間は気をつけましょう 期間:2025年1月17日~2月2日
冬土用は、土いじりや草刈りをしない、新しいことを始めることをしない、場所の移動をしないなどがあります。また、季節の変わり目で体調を崩さないように、ひじきやピーマンなど「ひ」のつくもの、トマトやいちごなどの「赤」い色のものを食べる風習を紹介。

◆2025年1月20日~2月2日  二十四節気 「大寒」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「大寒(だいかん)」】期間:2025年1月20日~2月2日
季節の指標である、二十四節気、七十二候の大寒(だいかん)です。1年の中で極寒に至り、それゆえ春を予感する時期です。大寒の頃に旬を迎えるふきのとうや金柑の甘煮の作り方、菜の花や梅が咲くころとなり、春のお花を飾ってみたくなる季節となりました。

◆2025年2月2日  雑節 「節分」

「節分」とは、「季節を分ける」ことです。暦の上での季節の始まりの前の日のことを「節分」といいます。節分は1年に4回あります。立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前の日のことをいいます。冬が終わり、新しい年の春が始まる「節分」です。

【季節の指標 雑節「節分」①節分まとめ】節分のしつらえ「柊鰯(ひいらぎいわし)」とは? 
季節の指標である雑節の節分とは何か。鬼打豆(豆まき)とは、節分のしつらえの柊鰯(ひいらぎいわし)とは、何を飾るのか、節分の行事食の恵方巻とは何か、恵方巻の種類や具材、恵方巻の作り方、恵方巻だけではない行事食の節分そばや節分草などを紹介。
【季節の手仕事「鰯(いわし)」】10月4日は鰯の日!節分のしつらえには柊鰯!たくさん食べたい鰯の魅力 
10月4日は語呂合わせから、鰯(いわし)の日です。鰯の種類、特徴、食べ方、メニュー、バーニャカウダのレシピなどを紹介。また、鰯といえば、節分のしつらえ「柊鰯(ひいらぎいわし)」です。柊鰯をしつらえて鬼を退治しましょう。
【季節の指標 雑節「節分」②恵方巻】節分の行事食「恵方巻」とは?恵方巻の種類、具材の種類、簡単作り方
節分の行事食である「恵方巻」の種類や具材の種類、恵方巻の作り方、食べ方の注意、海外の巻き物などを紹介。たくさんの好きな具材を入れて巻いてしまうのが、恵方巻の楽しいところです。変わり種を買ってくるのも良いですが、自分で作るのも楽しいです。

春の暦

◆2025年2月3日~17日 二十四節気 「立春」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「立春(りっしゅん)」】期間:2025年2月3日~17日
立春とは、二十四節気の一つです。その年の最初の節気になります。冬が終わり、春の気が立つ、暦の上では春が始まるという時期という意味です。新しい季節の始まりとなります。しつらえもパステルカラーに変えたり、お花を飾ったり、お花柄のものを使いましょう。

2025年2月23日   富士山の日

【季節の指標 2月23日は「富士山の日」】富士山の1年の姿や富士山を見ることができる道の駅を紹介
2月23日は富士山の日。富士山の写真を日にち順にまとめました。いろんな顔を持つ富士山をお楽しみください。富士山の楽しみ方や、道の駅から見える富士山もご紹介しております。近い富士山も遠い富士山も、いろんな角度からの富士山をお楽しみください。

◆2025年2月18日~3月4日  二十四節気 「雨水」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「雨水(うすい)」】期間:2025年2月18日~3月4日
季節の指標でもある二十四節気と七十二候の雨水です。天候においても、生活においても、変化の起きやすい時期でもあります。物を減らすことで、身動きが取れやすく、次に進みやすくするための、喜捨、断捨離、ミニマリストなどをご紹介しています。

2025年3月3日  五節句 「上巳の節句」 、 節供 「上巳の草餅」

【季節の指標 五節句「上巳の節句」、節供「上巳の草餅」】もっと知りたいひなまつりのしつらえや行事食!
五節句「上巳の節句」、上巳の節句のしつらえ「雛人形」や「桃の花」、上巳の節句の行事食、節供「上巳の草餅」、ひなまつりのお菓子「雛菓子」についての紹介となります。季節柄、明るく華やかな女の子の節句のひなまつりの行事としましょう。

◆2025年3月5日~19日 二十四節気 「啓蟄」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「啓蟄(けいちつ)」】期間:2025年3月5日~19日
二十四節気のひとつ、「啓蟄(けいちつ)」とは、啓蟄の七十二候、啓蟄の頃のしつらえ、啓蟄の頃に旬をむかえる「ふき」、啓蟄の頃に食べる和菓子「甘納豆」、啓蟄の頃に咲くお花「白木蓮」などを紹介しています。

◆2025年3月17日~23日 中日20日  雑節 「春彼岸」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「春分」、雑節「春の彼岸」、雑節「春の社日(しゃにち)」】暦大渋滞
二十四節気、七十二候「春分」とは、雑節「春の彼岸」とは、春の彼岸の行事食「ぼたもち」とは、雑節「春の社日」とは、しつらえとして床の間とは、春に旬を迎える山菜について、春に食べたい和菓子・桜餅と花見団子について、春に咲くお花・桜についてを紹介

◆2025年3月20日 雑節 「春社日」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「春分」、雑節「春の彼岸」、雑節「春の社日(しゃにち)」】暦大渋滞
二十四節気、七十二候「春分」とは、雑節「春の彼岸」とは、春の彼岸の行事食「ぼたもち」とは、雑節「春の社日」とは、しつらえとして床の間とは、春に旬を迎える山菜について、春に食べたい和菓子・桜餅と花見団子について、春に咲くお花・桜についてを紹介

◆2025年3月20日~4月3日 二十四節気 「春分」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「春分」、雑節「春の彼岸」、雑節「春の社日(しゃにち)」】暦大渋滞
二十四節気、七十二候「春分」とは、雑節「春の彼岸」とは、春の彼岸の行事食「ぼたもち」とは、雑節「春の社日」とは、しつらえとして床の間とは、春に旬を迎える山菜について、春に食べたい和菓子・桜餅と花見団子について、春に咲くお花・桜についてを紹介

◆2025年4月4日~19日 二十四節気 「清明」

【季節の指標 二十四節気・七十二候「清明(せいめい)】期間2025年4月4日~19日
清明とは、清明の七十二候、清明の頃のしつらえ「盆栽」、清明の頃に旬を迎える食べ物「たけのこ」、清明の頃に食べる和菓子「大福」、清明の頃に咲く花「連翹(れんぎょう)」を紹介しています。

◆2025年4月17日~5月4日  雑節 「春土用 」

【季節の指標 雑節「春土用」】春土用の間は気をつけましょう 期間:2025年4月17日~5月4日
春土用は、土いじりや草刈りをしない、新しいことを始めることをしない、場所の移動をしないなどがあります。また、季節の変わり目で体調を崩さないように、いか、いんげん豆など「い」のつくもの、白飯、豆腐などの「白」い色のものを食べる風習を紹介。

◆2025年4月20日~5月4日 二十四節気 「穀雨」

【季節の指標 二十四節気、七十二候「穀雨(こくう)」】期間:2025年4月20日~5月4日
穀雨について、二十四節気と七十二候の紹介。穀雨の頃のしつらえとして掛け軸を、穀雨の頃に旬を迎える野菜として空豆を、穀雨の頃に食べたい和菓子としてどら焼きを、穀雨の頃に咲くお花として藤の花を紹介しています。

◆2025年5月1日 雑節 「八十八夜」

雑節のひとつで、立春から数えて88日目のことをいいます。

もう霜が降りる心配がないとされ、作物の種蒔きや野菜の植え替え、茶摘みなどを始めるのに最適な時期とされます。

この日から6月にかけて、みずみずしい新芽を摘んで作られるお茶のことを「新茶」と言います。中でも、「八十八夜」当日に摘まれた新茶を飲むと行基にかからない、長生きできると言い伝えられ、縁起物として大変珍重されました。

◆2025年5月4日 雑節 「節分」

「節分」とは、「季節を分ける」ことです。暦の上での季節の始まりの前の日のことを「節分」といいます。節分は1年に4回あります。立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前の日のことをいいます。春が終わり、夏が始まる「節分」です。

夏の暦

2025年5月5日  五節句 「端午の節句」 、 節供 「端午の粽」 

【季節の指標 五節句「端午の節句」、節供「端午の粽」】こどもの日のしつらえや行事食
五節句、端午の節句、節供、節供の粽それぞれについて、関東での行事食の柏餅について、端午の節句のしつらえや別名「あやめの節句」についてをご紹介。5月5日のこの日は、こどもの日でもあります。節句のことを知り、お子様たちと楽しく過ごしましょう。

暦とは

暦とは、年月を定める方法のしくみで、節気や行事などで分類されています。

二十四節気とは

二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽年を太陽の黄経に従って24等分して、季節の指標となるのに用いる語になります。中国より伝わったもので、その等分点を名付けているのが、この二十四節気です。

暦の上での四季は、これで分けられています。

二十四節気は、月の満ち欠けに応じて日にちが変わるため、節気の第1日目の日にちがその年により前後します。

1つの節気は、約15日間です。

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」は、「四立(しりゅう)」と呼ばれ、季節の始まりとなります。

日照時間が最も長い「夏至」、日照時間が最も短い「冬至」、昼と夜の長さが同じになる「春分」と「秋分」は、「二至二分(にしにぶん)」と呼ばれ、それぞれの季節の真ん中になります。

七十二候とは

七十二候(しちじゅうにこう)とは、中国で考案されたものを、江戸時代に日本に合わせて作り変えられたものです。旧暦で1年を72に分けた5日間または6日間を1候とし、その時候の天気や動物の生態の微妙な変化、花の咲く時期などをより具体的示したものです。季節の移り変わりと上手に付き合いながら暮らす様が、それぞれの言葉に著されています。

地球温暖化により、多少のずれは感じられることもありますが、ほぼその時期にその事が起きる七十二候は、季節を気が付かせてくれる「季節のお知らせ」とでもいうのでしょうか。

七十二候は、二十四節気の記事の中に、初候、次候、末候に分け、短文で表現されているものを記載しております。意味不明な昔ながらの表現を、今風に解釈したりしております。ご了承ください。

五節句とは

季節の変わり目に無病息災や豊作、子孫繁栄を願って邪気を祓う行事のことです。中国より伝わったもので、5つになったのは、江戸時代になってからになります。

節供(せちく)とは

節日と言われる上巳の節句や端午の節句などの五節句の際に、神様に供えられたお料理のことをいいます。正式には、供御(くご・天皇の飲食物)のことをいいます。せく、おせち、せちごとなどともいいます。

この節供を「御節供(おせちく)料理」といっていたが、のちに節会のうちでも重要な正月の祝い膳のことを「おせち料理」というようになったといわれています。

雑節とは

二十四節気と同様に季節の節目を表す語です。農業や生活の目安として定められました。

しつらえとは

お花のお稽古をしていても、「しつらえ」って何?と聞かれることがよくあります。

「しつらえ」とは、平安時代、客を招いての宴などのハレの儀式の日に、寝殿(主人の住まい)の母屋(柱など組み立て部分)および廂(ひさし)に調度を立て、室内を几帳(きちょう)や屏風、置畳などで装飾したことをいいました。

「しつらえ」とは、「設え」「室礼」「鋪設」「補理」といった字をあてたりします。もうける、そなえる、ととのえる、そのために作る、つくり足すということです。

みなさんが、「しつらえ」というと、季節に合わせて室内装飾をするとか、インテリアを素敵にするとか、家具を新しくするなどという方が多い気がします。確かに間違いではありません。もともとは、お客様が来られる際や、季節が変わるごとにその季節に合わせて部屋の装飾を変えたというものなので、それももちろん良いと思います。

ただ、私の思う現代でいう「しつらえ」とは、ただ単に装飾をするということではなく、それらすべての行為に対しての感謝の気持ちを表した見えぬ想いともいえるのではないでしょうか。

日本語特有の奥深い「しつらえ」という言葉、そこには、答えがあるような、ないような…。深く考えさせられる素敵な言葉であるような気もします。

この「暦としつらえの季節の手仕事」の記事の中にも、それぞれの季節の「しつらえ」を書かせていただいております。どうしても、基本の季節の行事の「しつらえ」が多くなってしまいますが、どれが正しくて、どれが間違いということはなく、自身が日々過ごしていく上で、心地が良い空間であればそれはそれでよいのではないかと思っております。心穏やかに…

しつらえるものについて

あいうえお順に並べてあります。

すだれ 簾

「すだれ」についてはこちら ↓↓↓

すだれ
すだれとは、すだれの特徴 「すだれ」は、日よけや目隠しに使われます。 最近では、夏の暑さ対策の日よけとして、おしゃれなすだれを使われているお宅を見かけます。 部屋の仕切りや扉がなかった時代には、日よけはもちろん、目隠しや仕切りなどにも使われ...

たたみ 畳

「たたみ」についてはこちら ↓↓↓

【季節のしつらえ「畳(たたみ)」】もっと知りたい畳!畳はいぐさの香りに癒される和室の必需品
いぐさの香りに癒される和室の必需品として、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代の畳の歴史、畳のサイズ、畳が構成されているパーツ、ヘリの種類、畳の特徴、畳製品、畳と茶道などを紹介。

明日はどんな手仕事する?

「旬のものを食べていると病気知らず」なんてことを言います。冷蔵庫も冷凍庫もなかった時代には、その日に採れたものを食べたり、長期保存する方法があったり…旬のものは、その時に食べていました。今では、ハウス栽培もあり、旬がいつなのかわからなくなってしまうくらい、年中欲しいものが手に入るようになりました。それが悪いと言っている訳ではなく、なんとなく物悲しさを感じます。

常に食べられるものを、常に食べている。そんな狭い世界を勿体ないと思うようになりました。季節のものを季節に食すこと、それは、美味しいものを美味しい時期に食す、何でもないことなのです。しかし今では、それが贅沢なことになってしまっています。

暦を知ることで、季節の移り変わりが見えてきます。その変わっていく様を感じていただけるよう、1年に渡って、記録をしています。気候が温かい静岡の記録のため、寒い地域の方には、参考にならないかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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