【季節の手仕事「実梅」①実梅まとめ】実梅の手仕事は大仕事!実梅の手仕事の紹介と実梅について

 5月にしたい手仕事

梅の手仕事は、たくさんあります。

まずは「青梅の手仕事」。それが終わる頃には「黄梅の手仕事」。

難しいことはせず、できる範囲で簡単にやっていくのがおすすめです。




青梅の手仕事

まずは、5月下旬ころから、青梅が出回ります。

「青梅」では、「梅酒」「青梅のシロップ漬け」「梅味噌」などを作ります。

「青梅」の手仕事については、「梅②青梅」をご覧ください。↓↓↓

【季節の手仕事「実梅」②青梅】梅酒、青梅のシロップ漬け(梅ジュース)、梅味噌など青梅の手仕事の紹介!
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黄梅(完熟梅)の手仕事

佐々木兄作梅干し
2022年2月8日 

「黄梅」は、青梅が熟したものになります。

「黄梅」では、「梅干し」や「梅ジャム」を作ります。

早いところでは、6月に入ると「黄梅」が出回ります。

「黄梅(完熟梅)」の手仕事については、「梅③黄梅(完熟梅)」をご覧ください。↓↓↓

【季節の手仕事「実梅」③黄梅(完熟梅)】梅干しや梅ジャムなどの黄梅(完熟梅)の実梅の手仕事の紹介
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もっと知りたい「実梅」の魅力

梅の原産 

中国。中国音の「メイ」から「ウメ」になったとされます。

実梅の産地 

和歌山県、群馬県などが有名です。

実梅の歴史 

日本最古の歌集「万葉集」に梅のことは詠まれていますが、梅の実を採るために栽培されるようになったのは、江戸時代に入ってからになります。

酢や醤油がない時代には、梅酢が大切な調味料でした。そこで、塩と梅酢で程よく味付けすることから転じて、味加減を表す「塩梅(あんばい)」という言葉が生まれました。

実梅の収穫時期 

5月下旬~6月いっぱい。 梅干しは、「梅雨入り十日が漬けどき」と言われます。その年の天候などにもよるのでしょうが、目安にすると良いでしょう。

梅の栄養価

梅の酸味はクエン酸とリンゴ酸です。これらの酸には殺菌作用や遺産の代用をする働きがあるため、お腹の調子を整えたり、食欲を増進させる効果があるとされます。

梅の選び方

粒が揃っていて、果肉の厚いもの、傷や斑点のないものを選ぶのが良いでしょう。梅は鮮度が落ちやすいので、手に入れたらすぐに下処理をするのが重要です。

梅を手に入れるおすすめの場所

道の駅「足柄・金太郎のふるさと」は、近くに梅園があるため、梅の時期になるといつも質の良い梅がたくさんあります。

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梅のおすすめメニュー

青梅:梅酒、梅シロップ(梅ジュース)、梅味噌、青梅のしょうゆ漬け。

黄梅(完熟梅):梅干し、梅ジャム。

作り方などは、それぞれの記事をご覧ください。




実梅の品種

実を食べる実梅の品種は、約100種あると言われています。その中でも有名な品種の紹介です。

しろかがうめ 白加賀梅

青梅20230522足柄・金太郎のふるさとにて購入
2023年5月22日 道の駅「足柄・金太郎のふるさと」にて購入

◆産地 

群馬県、和歌山県

◆歴史 

江戸時代より栽培されています。

◆収穫時期 

5月下旬~6月中旬

◆花の色 

白。

◆大きさ 

南高梅よりは小さめ。小梅よりは大きめ。 25~30g。

◆特徴

淡い緑色が鮮やかな色つやで、皮が厚めで、果肉に繊維が少なく、実が硬いのが特徴です。カリカリ梅を大きくしたようなイメージです。

なんこううめ(正式)、なんこうばい 南高梅

実梅の品種の中でも、最高級と言われています。

◆産地  

和歌山県

◆収穫時期 

青梅:5月下旬~6月下旬 

黄梅(完熟梅):6月中旬から6月いっぱい

◆大きさ 

大きさは大きい。3~4センチ。30ℊ前後。

◆特徴  

果肉は軟らかい。種が小さい。果皮がほんのり赤いものは、紅南高梅といわれ、高値で取引されます。

梅のおすすめの逸品

伊豆の月ヶ瀬梅林の梅シロップです。梅シロップで作る梅ゼリー、最高です。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

梅のおすすめはやっぱり「梅干し」。いろんな梅干しが試せるのはいいですね。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

2リットル瓶は、1つ持っているととても便利です。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

梅の手仕事記録

「手仕事記録」は、私自身が収穫したり作った日にちとなります。毎年の収穫や作る日にちの目安になればと思い、できる範囲で記録をしております。比較的暖かい静岡県にての記録となりますので、地域により前後するかと存じますが、お役に立てると幸いです。

青梅のシロップ漬けは、ほぼ毎年やってはおりますが、日にちの記録がこれだけしかなく、今後しっかり記録して参ります。

2021年6月2日 青梅を伊豆・村の駅にて購入 シロップ漬け仕込み

2023年5月22日 青梅を道の駅「足柄・金太郎のふるさと(神奈川県)」にて購入 シロップ漬け仕込み

明日はどんな手仕事する?

梅は、出回る期間も長くないのに、青梅も黄梅も作りたいと思うと、どうしても忙しくなってしまいます。順序よくこなしていけば、全く問題ないですし、手間をかけずに簡単にできる方法もあります。また、失敗しない方法も考えられています。

梅の手仕事は、梅のことがわかってくると、とにかく楽しいし、美味しいし、無限に買って作りたいと思ってしまうくらいです。

梅が1年中あれば、こんな思いもしないのでしょうが、季節のものだからこそ、より貴重で美味しく、贅沢に感じるのでしょう。

毎月6月だったらいいのにと思います。梅雨や雨が嫌いな方を敵に回してしまいそうですね。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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