９月の和菓子

白露とは、二十四節気とは、七十二候とは、白露の頃のしつらえ、白露の頃に旬を迎える「新生姜」、白露の頃に食べる和菓子「さつまいも菓子」、白露の頃に咲くお花（実）「山椒の赤い実」などの紹介です。

甘納豆、鹿の子、甘露煮、きんとん、砂糖漬け、渋皮煮、ジャム、天津甘栗、マロングラッセ、まんじゅう、蒸羊羹、モンブラン、焼き栗、栗羊羹、落雁など栗のお菓子の一覧です。一部、レシピもあります。また、栗入りのお菓子の紹介もあります。

二十四節気の処暑について、処暑の七十二候の内容や、処暑の頃に旬を迎える食べ物として、里芋をご案内しています。また、この時期食べたくなる和菓子として「松風」を紹介。処暑の頃に咲くお花としてさるすべりをご紹介。しつらえはキャンドルをご案内しています。

栗菓子の簡単レシピの紹介です。栗の甘露煮は基本なので、これができるとお正月の「栗きんとん」なども作ることができます。また、栗の渋皮煮は、ほとんど失敗なくできます。栗の調理は、手間がかかると思われがちですが、慣れてしまえば、とても簡単です。

行事食など特定の日に食べる和菓子として、おはぎ、十五夜の月見団子、十三夜の月見団子、亥の子餅、秋に愉しめる和菓子として、軽羹、桔梗餅、栗系菓子、くるみ餅、さつまいも菓子、松風、むさし野、土用餅などを紹介しています。

長期保存できる甘くて柔らかい干し芋を自分で作るレシピとして、さつまいもの品種の選択、謎の白い粉の正体、そして、レシピを紹介。干し芋を作るのは、簡単ではありますが、日数が必要なのと、天候や風という自然条件も必要となります。先の天気も確認しましょう。

焼き芋好きにある「ねっとり派」と「ホクホク派」の違い、究極に甘いねっとりした焼き芋を自分で作るためのさつまいもの選定、作り方のレシピを紹介。それだけではない焼き芋の食べ方のアレンジメニューとして、冷やす、凍らせる、パフェ、かき氷なども紹介。

ぼたもちとおはぎだけでない、四季のタイプ、牡丹餅、夜船、御萩、北窓の違いをご紹介。それぞれの作り方や地域性の違いなどなどを分析。また、和菓子ならではの繊細な季節の違いを取り入れているところが、日本人の心をくすぐる素晴らしい食べ物です。

秋の彼岸、秋分、秋分の七十二気候、秋の社日について、それぞれの意味とすることを紹介。おはぎの作り方や、ぎんなんの下処理の方法まで、秋は手仕事が多くなりますが、秋の収穫を感謝するスワッグを作ってみたり、読書をしたり、秋の夜長を楽しみましょう。

十三夜とは、豆名月とは、栗名月とは、十三夜の歴史、十三夜のお供え「月見団子」、十三夜のしつらえなどを紹介。十三夜は日本で生まれた独自の風習です。満月ではない、まだ少し欠けている月を愛でて楽しむ、日本人ならではの素敵な文化となります。