こちらは「か・き・く・け・こ」から始まるお花の名前の一覧です。
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お花の名前「あ行」

お花の名前「か」
かいどう 海棠
◆季語 春
かえで 楓 蛙手
「かえで」とは、カエデ科カエデ属の総称を言います。
◆英名 Maple
◆科属 ムクロジ科カエデ属(カエデ科カエデ属)
◆分類 落葉高木樹
◆季語 秋
◆葉 楓と紅葉の違いは、楓は葉の切れ込みが3つに対し、紅葉は5つ以上ある。
◆花の開花時期 春
◆栽培の注意
・枝の切り口から枯れ込みやすく、腐って空洞を作りやすいので注意すること。
・不要な枝は、付け根から切り取るとよい。
◆「カエデ」と「もみじ」は同じものです。
◆品種
近年、枝垂れタイプ、斑入りタイプ、葉が変形しているタイプ、色が変わっているものなど、多くの園芸品種が育成されています。
・イタヤカエデ
メープルシロップを採取できる。葉が黄色く色づく。
・イロハカエデ
葉の切り込みが5~7。名前の由来は、この切り込みを「いろはにほへと~」と数えたことから、この名がついたとされます。別名「タカオカエデ」「タカオモミジ」といい、京都の高雄山からついたとされます。
・オオモミジ
葉が大きい
・サトウカエデ
メープルシロップを採取できる。紅葉する。
・ニホンカエデ
日本の固有種。『万葉集』に登場します。
・ハウチワカエデ
別名「メイゲツカエデ」
・ヤマモミジ
変種。『源氏物語』に登場します。
かきつばた 杜若 燕子花

カキラン
江戸時代までは、カキランのことを「すずらん」と呼んでいました。現在では「キミカケソウ」と呼ばれていたお花が「すずらん」と呼ばれています。
ガクアジサイ

かくれみの 隠蓑
日本の固有種。ウコギ科。「かくれみの」の名前の由来は、葉の形が昔の雨具であった「蓑(みの)」に似ていることからつきました。その葉は肉厚で、光沢があり、滑らかな皮のようです。夏に黄緑色の花が球状に集まって咲きます。実は、緑色から黒に変化します。
「かくれみの」は、「みつながしは(御網葉)」という名で『日本書紀』(720年編纂・歴史書)、『万葉集』(759年頃編纂・奈良時代末期・歌集)に描かれています。
カジイチゴ 梶苺
カジイチゴは、花よりも枝と葉が「キイチゴ」としてフラワーアレンジメントやいけばなでよく使われます。
◆別名 キイチゴ
◆科属 バラ科キイチゴ属
◆カジイチゴの葉

◆開花時期 4月
◆花の色 白

◆実

カシワバアジサイ 柏葉紫陽花

カスミザクラ 霞桜

かずら 蔓
かたくり 片栗
◆歴史
かたくりは、日本原産のお花です。
かたくりは、「堅香子(かたかご)」という名で『万葉集』(759年頃編纂・奈良時代末期・歌集)に登場します。
◆古名
かたくりの古名「堅香子(かたかご)」とは、一枚の葉(片葉)で、花の色が「鹿の子」のようにまだらな紫色をしていることから、「片葉鹿の子(かたはかのこ)」から「かたかご」になったと言われています。「かたこ」「かたご」「かたこゆり」などとも呼ばれます。
◆学名 Erythronium japonicum 日本のカタクリ属ということから日本原産なことがわかります。
◆原産 日本
◆科属 ユリ科カタクリ属。カタクリ属は、北半球に20種以上あります。
◆自生場所 林に自生。ひっそりと咲いています。
◆何年草か 多年草
◆開花時期 3月下旬~4月上旬。
◆開花期間 2週間ほどと短い。
◆花の色 花の色は紫系のピンク。
◆花の咲き方
花が下を向いて、花びらが上にそるように咲きます。1株にはたった1輪しか咲きません。
◆花の特徴 花が咲くまでに7~10年もかかります。

◆種類・品種 写真は北米原産のキバナカタクリです。
◆綺麗な場所、名所 埼玉県の小川町にはカタクリの花の群生地があります。
カタバミ 片喰
カタバミ 片喰


かつら 桂
日本や中国原産の在来種でもあり遺存種でもある。落葉高木樹。カツラ科カツラ属。春に小さな花が咲く。ハート型をした葉が特徴。『万葉集』は月の中にある「桂の木」として登場します。他の古典文学で「桂」というとクチナシや金木犀を指すこともあります。
京都の「葵祭(賀茂祭)」では、「葵桂(あおいかつら)」といって、葵の葉と桂の葉をからませたものを身に付けます。
かなめ

かには 桜皮
「かには」とは、「うわみずさくら(上溝桜)」のことで、太い幹の桜類とは違い、草物の花です。バラ科。1本の茎にたくさんの白い小さな花を春に咲かせます。新潟県では「うわみずざくら」の実を、塩漬けにします。
『万葉集』(759年頃編纂・奈良時代末期・歌集)に登場し、「かには」とは、桜の樹皮のことをいっているようです。
かのこゆり 鹿の子百合

ガーベラ

がま 蒲
◆季語 夏
がまずみ

カモミール
◆分類 ハーブ
◆花言葉 「逆境の中でのエネルギー」「親交」「仲直り」など。
カヤ 榧

カラー

カラスウリ 烏瓜

◆花の特徴
夜行性。夜の間咲いて、朝には枯れてしまいます。
からすのえんどう
→「やはずえんどう」をご覧ください。
カルーナ ガーデンガールズ

カルミラ

◆花のつぼみ お菓子のアポロチョコのよう。
◆開花時期 5月
カレンデュラ

かわずざくら 河津桜

かわやなぎ 川楊

カンアオイ 寒葵

カンガルーポー
◆種類
ブラックカンガルーポー 冬から春に出回ります。黒いカンガルーポー。
レッドベルベット 赤いカンガルーポー。
かんざん 関山(せきやま)

かんぞう 萱草(同名あり)

かんぞう 甘草(同名あり)
◆別名 「リコリス」。
◆科属 マメ科。
かんつばき 寒椿
カンナ


◆分類 湿生植物。
◆開花時期 6月~10月。
カンパニュラ
◆花の色 青、水色
◆特徴 ドイツから種を輸入している。
かんひざくら 寒緋桜

お花の名前「き」
キイチゴ 木苺
→「カジイチゴ」をご覧ください。
ききょう 桔梗

きく 菊


きくもも 菊桃

きしょうぶ 黄菖蒲

きすげ

キダチダリア(皇帝ダリア)

◆別名 「皇帝ダリア」 呼び名はこちらの方が有名かもしれません。
◆原産 メキシコ、コロンビアなど、中米の原産。
◆科属 キク科ダリア属。
◆何年草か 多年草。
◆草丈 約8~10メートルにもなります。
◆開花時期 霜が降り始める11月頃。
◆花の咲き方 高い所から下を向いて咲きます。
◆花の色 薄い紫。

キツネノカミソリ

◆科属 ヒガンバナ科。
キハギ 木萩

キバナコスモス 黄花秋桜

◆何年草か 1年草。1年草ではありますが、こぼれ種により、毎年同じ場所に咲くこともあります。
◆草丈 50センチ~1メートルほど。
◆開花時期 6月~11月。
◆花径 約5~7センチとコスモスよりも少し小さい。
◆栽培 種まきは4~6月頃がおすすめ。
きぶし 木五倍子
ぎぼうし ぎぼし 擬宝珠 銀宝珠

キミカケソウ
→「すずらん」をご覧ください。
キメンカク 鬼面角

◆別名 サボテンの花。
◆開花時期 7月~9月
◆開花時間 夜21時ころから開花し始め、朝8時ころにはしぼみ始めます。
きゅうり 胡瓜

きゆり 黄百合

ぎょいこうざくら 御衣黄桜

ギョリュウバイ 御柳梅
◆科属 フトモモ科ギョリュウバイ属。
◆形態 常緑低木樹。
◆名前の由来 細い枝に、梅に似た小さなお花がつくことからこの名がついたとされます。
◆花の色 白、ピンク、赤。
きんかん 金柑

きんぎょそう 金魚草

きんしばい 金糸梅

◆開花時期 5月下旬~
◆季語 夏
ぎんめやなぎ 銀芽楊

きんもくせい 金木犀

ぎんもくせい 銀木犀
◆開花時期 秋
ぎんりょうそう 銀竜草
◆別名 「ユウレイタケ 幽霊竹」
◆科属 ツツジ科ギンリョウソウ属の多年草。
◆分類 腐生植物。
◆自生場所 日陰。日の当たらない場所。
◆特徴 葉緑素を持たず、光合成をしないので、茎も花も白い。
◆綺麗に咲く場所 群馬県野反湖周辺など。
お花の名前「く」
くさいちご 草苺

クジャクサボテン 孔雀サボテン

くず 葛

くだもののはな 果物の花

くちなし 山梔子 梔子

◆特徴 三大香木のひとつ。(他2つは、じんちょうげと金木犀)
◆季語 夏
クマガイソウ

◆科属 ラン科
◆花の色 黄緑色とうすいピンク
◆花の特徴 袋状になっている花びらが特徴です。
クマノザクラ 熊野桜

グミ

グラジオラス

クラスペディア

◆別名 「ゴールデンスティック」
クリスマスローズ

くるくまそう クルクマ草

◆原産
ヒマラヤからタイ北部にかけてが原産。
◆科属
ショウガ科クルクマ属。
◆分類
球根植物。
◆品種
・チョコレートクルクマ Ⅽurcumo angustifolia
通常のクルクマソウよりもひと回り小さい。草丈は約20センチほど。
クルクリゴ
◆科属 コキンバイザサ科。
クルマユリ 車百合

くれない 紅花
「くれない」とは、「紅花(くれない)」のことをいいます。詳しくは「紅花(べにばな)」をご覧ください。
クレマチス


くろがねもち

クロッサンドラ・マッサイカ
◆科属 キツネノマゴ科。
◆花の色 赤。
クロトン
少し厚い葉。
◆科属 トウダイグサ科クロトンノキ属。
◆葉の色 緑に黄色や緑に赤の葉脈に色がついた模様のようです。
くろめやなぎ 黒芽楊

くろゆり 黒百合

グロリオサ
◆原産 アフリカ。
◆科属 イヌサフラン科グロリオサ属。
◆花の色 赤、緑、クリーム色。
クワズイモ
大きな葉。
◆科属 サトイモ科クワズイモ属。
クンシラン 君子蘭

お花の名前「け」
けいとう 鶏頭

げっかびじん 月下美人
◆原産 中南米
◆科属 サボテン科
◆分類 多肉植物
◆咲き方 夕方から少しずつ咲き始め、翌朝しぼみます。
◆香り 甘い香りに包まれます。
ケナフ

けむりそう 煙草

◆別名 スモークツリー。
お花の名前「こ」
こうていダリア 皇帝ダリア
→「キダチダリア」をご覧ください。
こうほね 河骨

こうやまき 高野槇

こうりやなぎ こりやなぎ 行李楊

こおにゆり 小鬼百合

コキア

◆別名 箒木(ほうきぎ)
◆何年草か 1年草。
8月いっぱいはグリーンの姿が楽しめます、また、8月下旬には小さな白い花が咲きます。9月下旬になると赤く紅葉し、10月いっぱいまで楽しめます。
ごぎょう 御形


コゴメウツギ 小米空木

コスモス

こちょうらん 胡蝶蘭
育てあげるまでに7ヶ月かかります。その工程として、育苗、仮曲げ、3株合わせ、植え込み、仕立て、出荷となります。
「胡蝶蘭」をこちらからお取り寄せができます。↓↓↓
こでまり 小手毬

コバイケイソウ
◆分類 高山植物。
◆開花時期 4年に1度しか咲かない。
◆花の色 白。
◆花の形 トラノオのように咲く。
こぶし 辛夷
◆学名 マグノリア。
◆別名「田打桜(たうちさくら)」こぶしが咲いたら、田植えを始めたとされるから。
◆科属 モクレン科モクレン属。
◆花径 約5センチ。
◆花の特徴 枝はタメが効かない。
◆季語 春
コマクサ
◆別名 高山植物の女王。
◆自生地 秋田駒ケ岳、岩手山、蔵王連峰のみでしか見ることができないと言われています。
◆葉 面状ではなく、苔のように這っており、丈は短い。
◆花の咲き方 花はカタクリやベルテッセンのように咲きます。
◆花の色 茎に近い方が赤く、花びらの先は白。
ゴーヤ

ゴールデンスティック
→「クラスペディア」をご覧ください。
コンロンカ
◆別名 「はんかちの花」。
◆科属 アカネ科コンロンカ属。
◆分類 常緑低木樹。
がく片の一部が白く、星のような黄色の花と緑の葉のコントラストが美しい花です。
お花の名前「さ行」

お花の名前「た行」

お花の名前「な行」

お花の名前「は行」

お花の名前「ま行」

お花の名前「や行」

お花の名前「ら行」

お花の名前「わ行」

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