【和菓子⑥-4「江戸時代の資料」】江戸時代に描かれた菓子についての書物や資料に書いてあることとは

 1年を通して食べられる和菓子

江戸時代になると菓子の製法や技術が進歩し、それらや菓子の形が描かれ、記されるようになりました。和菓子の歴史における江戸時代の資料は、これからの和菓子の歴史を引き継ぐ上で大切な資料ばかりです。

わかる範囲で年代順に並べてあります。




『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』

江戸時代中期の正徳2年(1712年)刊。

日本初の図入り百科事典。

羊羹、ういろう、求肥などさまざまな菓子が紹介されています。

『古今名物御前菓子秘伝抄』

江戸時代中期の享保3年(1718年)刊。

日本最初の菓子製法の専門書。

外郎餅、カステラ、唐錦(からにしき)、カルメラ、桔梗(ききょう)、求肥、草餅、葛餅、胡麻餅、金平糖、霜紅梅(しもこうばい)、松風、南蛮菓子、春霞(はるがすみ)、パン、饅頭・焼き饅頭、未開紅(みかいこう)、柚餅、羊羹、落雁など105種類の菓子が描かれています。

『古今名物御前菓子図式』

江戸時代中期の宝歴11年(1761年)刊。

『古今名物御前菓子秘伝抄』の後集。

和菓子の形、デザインなどの記述があります。

『集古図(しゅうこず)』

寛政4年(1792年)から寛政9年(1797年)頃編纂された歴史資料。

作者は、考古学者の藤貞幹(ふじわらさだもと)。

『集古図』には、幅広いジャンルの歴史遺物が収められており、和菓子の歴史に関しても記載されている資料です。

『東海道彩色摺五拾三次』

江戸時代後期の文化元年(1804年)刊。

作者は、葛飾北斎(1760~1849)。

東海道五十三次を描いた作品ですが、菓子がたくさん描かれています。

戸塚宿では焼き餅、小田原宿ではういろう、静岡日坂宿ではわらび餅、静岡白須賀宿では柏餅、桑名宿では飴の餅(焼いたお餅に麦芽糖をかけて食べるもの)が描かれ、北斎は甘いものが大好きだったことが覗えます。

『北斎漫画(ほくさいまんが)』

江戸時代後期の文化11年(1814年)初編から明治11年(1878年)に作られた全15編の画集。

作者は、葛飾北斎(1760~1849)。

『北斎漫画』といったら、江戸時代のベストセラーといって過言ではない画集。あらゆるモチーフが描かれていますが、和菓子のことも描かれています。北斎は、大福が大好きだったということもあり、餅つきの姿や茶屋で団子や饅頭のようなものを食べている姿も描かれており、江戸時代当時を想像するにはとても楽しい描写の画集となっています。

『江戸名所図会3巻』

江戸時代後期の天保5年(1834年)から天保7年(1836年)刊。

『江戸名所図会3巻』には、「正月屋」という名のお店の軒先に「大ふくもち」「大福餅」などの看板がある絵があります。

『菓子話船橋(かしわふなばし)』

江戸時代後期の天保12年(1841年)刊。

江戸深川佐賀町の菓子司・船橋屋織江の著。

近世菓子製法書の最高峰。和菓子の製法秘伝。

特に練羊羹の製法が詳しく記されており、練羊羹の容器のことを船といい、この船に入った羊羹を12等分にした1本を1棹といい、これが「棹物」という羊羹の規格になったと言われています。

『百菓之図』

1841年から1847年にかけて書かれた長崎県平戸で作られていたお菓子に関する書。

「百菓之図」についてはこちら ↓↓↓

【和菓子⑥-3「南蛮菓子」】日本のお菓子に華麗な変化をもたらした「南蛮菓子」とは、どんなお菓子?
南蛮菓子とは、南蛮菓子の種類として、有平糖、かすていら、カストース、カルメイラ、鶏卵素麺、ケイジャーダ、金平糖、ハルテ、パン、ビスカウト、ボウロなど、南蛮菓子の参考になる資料として『百菓之図』を紹介

『万延元年菓子図鑑』

江戸時代後期、幕末の万延元年(1860年)刊。

上記『百菓之図』には、南蛮菓子は2種類しか載っていませんでしたが、この後に記された『万延元年菓子図鑑』には、載っている菓子の絵とレシピ61種類中1/3が南蛮菓子となり、南蛮菓子が広がっているのがわかります。

『万延元年菓子図鑑』には、カスドース、紙焼きかすていら、かすていらまんちう、花かすていら、麦やきけんひ焼きけさちいな、ケイジャータ、牛蒡餅(ごぼうもち)、玉子素麺(鶏卵素麺)、カネールクウクなど、菓子名はもちろん、図録、製法(レシピ)が細かく記載されています。

『東都繁栄京御菓子司』

江戸時代後期の資料。

江戸の人気の菓子屋を相撲の番付表にして紹介しています。この番付表はこの当時大変流行しており「見立番付」と呼ばれ、お菓子だけでなく多岐にわたるテーマの番付が作成されました。

通常の番付表(見立番付)には、大関、関脇、小結、前頭などの格付けをしますが、『東都繁栄京御菓子司』は格付けはせず、人気店や有名店をお菓子の種類別に紹介したものになります。

この『東都繁栄京御菓子司』には、蒸物、菓子、口取、各煎餅、掛物、種物、団子、牡丹餅など、お菓子の種類別に菓子屋名と住所が載っています。

「東都」とは、東の都、つまり江戸のことをいいます。




『東都流行御菓子繁昌競鑑(とうとりゅうこうおんかしはんじょうきょうかん』

江戸時代後期から明治時代に作られた資料。

上記『東都繁栄京御菓子司』と同じく、お菓子の見立番付で、大関から前頭まで格付けされた番付表で、人気店や有名店を紹介したものになります。

『東都御菓子調進司(とうとおんかしちょうしんし)』

江戸時代に作られた資料。上記2つと同じ、江戸時代後期に作られたと思われます。

『東都御菓子調進司』は、大関から前頭まで格付けされた番付表となっています。

「調進司」とは、朝廷や将軍家などに献上する格式の高いお菓子を作るお店や人のことをいいます。

『搏桑果(はくそうか)』

江戸時代後期の資料。刊行年不明。

江戸時代の菓子の種類や製法についてが納められた資料です。

「桑果(そうか)」とは、多数の花が密集して1つの実のように見える果実のことで、桑の実やパイナップルなどのことをいいます。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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