【和菓子②冬の和菓子】もっと知りたい季節の和菓子!~冬に愉しむ和菓子まとめ~ 11月、12月、1月

 1月の和菓子

暦の上での冬である11月から1月の「行事食など特定の日に食べる和菓子」や「冬に愉しむ和菓子」をまとめました。




行事食など特定の日に食べる冬の和菓子

お正月に食べる「花びら餅」 

花びら餅

お正月には欠かせない「花びら餅」について、詳しくははこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「花びら餅」】お正月に食べたい和菓子第1位!甘いのに味噌やごぼうが入った不思議なお餅!
花びら餅とは、花びら餅を食べる時季、花びら餅の分類、花びら餅の歴史、花びら餅の名前の由来、花びら餅の別名、花びら餅の作り方などを紹介しています。

1月11日の鏡開きには「お汁粉」

「お汁粉」は、年中食べるものではありますが、1月11日の鏡開きには、鏡餅をお汁粉にします。

「お汁粉」について、詳しくはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「お汁粉」】地域で呼び方も違います!もっと知りたいお汁粉の種類とそれぞれの簡単レシピ
お汁粉にはたくさんの種類があり、地域によってその呼び方の違いがあります。また、素材を足すことでできる変わったお汁粉の種類と作り方も紹介。お汁粉の基本となるあんこについては、あんこの記事にもありますので合わせて参考になさってください。

冬に愉しむ和菓子

あわゆきかん 淡雪羹

別名「泡雪羹」。生菓子。流し菓子。羊羹もの。泡立てた卵白に砂糖、寒天を混ぜて固めた棹物。淡雪のようなふんわりとした食感が特徴です。

あんこ 餡 《レシピ有》

「あんこ」に旬などないと思われるかもしれませんが、あんこを作る小豆は、年明けが一番美味しい時期と言われています。美味しく作るなら、年明けがおすすめです。詳しくはこちら↓↓↓

【季節の手仕事「あんこ」①あんこまとめ】初心者におすすめ!自分で作る「あんこ」の作り方《レシピ有》
あんこの手仕事は、あんこの種類、豆の種類、あんこを食べる年間スケジュール、初心者でも作ることができるあんこの作り方などを紹介。奥が深いあんこ作りは、あんこのことを知ることとあんこへの理解が深まります。

干し柿、あんぽ柿 《レシピ有》

「干し柿」と「あんぽ柿」は、製造工程が違いますが、長期保存できる柿です。

「干し柿」は、自分でも簡単に作ることができ、楽しむことができます。作成の工程も記載してありますので、作ってみたいという方は、ぜひご覧ください。↓↓↓

【季節の手仕事「柿」⑥干し柿まとめ】歴史ある干し柿は地域によって作り方も出来上がりも種類はいろいろ
初めての方にもできる干し柿の簡単な作り方の手順を紹介。収穫し、皮をむき、吊るし、消毒し、干す場所を決め、干し、保存するまでの工程を細かく紹介。ランドリーハンガーに干す簡単な方法もおすすめです。甘くて美味しい干し柿作りに挑戦してみましょう。

「かんもち 寒餅」「なまこもち なまこ餅」

1年で一番寒い、寒の時期(小寒の始まり1月初旬から、大寒の終わり2月頭まで)に作られ、食べられるお餅です。

「寒餅」についてはこちらの富山県をご覧ください。↓↓↓

【季節の手仕事「日本全国の保存食】昔ながらの知恵から作られている未来に伝えたい日本全国にある保存食
自分でも作っておきたい日本全国のおばあちゃんたちが作る保存食の紹介です。都道府県を北から並べてあります。長野県こおりもち 氷餅長野県諏訪地方の特産品。寒い時期に作られます。餅あるいは餅米を粉砕して煮たあと、型にながして凍らせてから、寒風に晒...

きんかんのあまに 金柑の甘煮 《レシピ有》

年明け早々に作る「金柑の甘煮」。苦そう、作るのが面倒など、嫌われがちな金柑のイメージが変わるレシピです。詳しくはこちら↓↓↓

【季節の手仕事「金柑」①金柑まとめ】もっと知りたい金柑!金柑を美味しく食べるための金柑の手仕事
金柑の手仕事、金柑について、産地、分類、科属、歴史、旬、樹高、外皮色、葉、花の色、開花時期、栄養価、選び方、品種、金柑が育つ姿、金柑の収穫時期や収穫の注意、保存方法や賞味期限、金柑のレシピとして、金柑の甘煮とその応用、金柑味噌を紹介。

さつまいも系菓子 《レシピ有》 

大学芋、焼き芋、干し芋、さつまいもプリン、芋ようかん、芋もち、芋きんとん、芋茶巾、芋かりんとうなど、さつまいものお菓子は人気者ばかりです。さつまいもは手に入りやすいので、手作りに挑戦するのもいいですね。

【季節の手仕事「さつまいも」⑦さつまいも菓子】さつまいもを使ったお菓子「さつまいもスイーツ」まとめ
さつまいもを使ったお菓子、芋納豆、芋かりんとう、芋けんぴ、芋きんつば、芋きんとん、スイートポテト、大学芋、芋茶巾、さつまいもプリン、干し芋、芋まつば、芋餅、焼き芋、芋羊羹などについて紹介しています。
【季節の手仕事「さつまいも」⑤焼き芋】もっと知りたい!究極に甘いねっとり焼き芋を自分で作る方法!
焼き芋好きにある「ねっとり派」と「ホクホク派」の違い、究極に甘いねっとりした焼き芋を自分で作るためのさつまいもの選定、作り方のレシピを紹介。それだけではない焼き芋の食べ方のアレンジメニューとして、冷やす、凍らせる、パフェ、かき氷なども紹介。
【季節の手仕事「さつまいも」⑥干し芋】もっと知りたい干し芋!長期保存できる甘くて柔らかい干し芋レシピ
長期保存できる甘くて柔らかい干し芋を自分で作るレシピとして、さつまいもの品種の選択、謎の白い粉の正体、そして、レシピを紹介。干し芋を作るのは、簡単ではありますが、日数が必要なのと、天候や風という自然条件も必要となります。先の天気も確認しましょう。
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三島甘藷の紅はるかを使ったスイートポテトについて、昔ながらのスイートポテトの簡単レシピ、スイートポテトの保存方法、スイートポテトの作り方のポイントなど、毎日食べたくなるスイートポテトの魅力を紹介。
【季節の手仕事「さつまいも」⑩芋けんぴ】いろんな名前で呼ばれている懐かしいさつまいも菓子「芋けんぴ」
芋けんぴとは、芋けんぴの和菓子の分類、芋けんぴの名前の由来、全国の芋けんぴの呼ばれ方として、静岡の「芋まつば」、鹿児島の「芋かりんとう」、芋けんぴの簡単レシピなどを紹介
【季節の手仕事「きんとん」】おせち料理のきんとん、和菓子の栗きんとん、上生菓子のきんとん製の違い
きんとんとは、おせち料理のさつまいもベースの栗きんとん、和菓子の栗ベースの栗きんとん、上生菓子のきんとん製の生菓子の3種類があり、それぞれの見た目、味、材料、作り方も違います。それぞれの特徴から、きんとんを好きになってもらえたら嬉しいです。

そばいた 蕎麦板

干菓子。焼き菓子。1年を通して楽しめる焼き菓子ですが、特にその年のそば粉ができる師走には良い時期となります。そば粉の香りとパリッとした食感が特徴です。

つばきもち 椿餅

椿が咲く頃に食べられる「椿餅」。『源氏物語』にも登場するほど、古くから食べられているものになります。

「椿餅」についてはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「椿餅」】『源氏物語』にも出てくる椿餅ってどんなお餅?椿餅の歴史から簡単レシピまで紹介
源氏物語にも出てくる椿餅とは、どんなお餅でしょう。椿餅を食べる時季、椿餅の分類、椿餅の歴史、現在の椿餅との違い、椿餅の地域性、椿餅の簡単レシピなどを紹介。

ゆずジャム 柚子ジャム 《レシピ有》

柚子が旬を迎え、柚子ジャムを作る季節です。柚子ジャムを作っておくと、ゼリー、ういろう、パウンドケーキなど応用できるものもたくさんあります。詳しくはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「柚子(ゆず)」①柚子まとめ】もっと知りたい!柚子が育つ姿から柚子の品種まで柚子まとめ
柚子が育つ姿から柚子を使う時期を知っていただくことができ、柚子について、産地やトゲ、柚子の品種、柚子の使い方や柚子を使うメニューなどを紹介。柚子のレシピは別で書いています。




ゆずもち 柚子餅

冬を迎えた11月頃に食べる「柚子餅」。生菓子。餅菓子。求肥にすりおろした柚子の皮を加え、ほんのり黄色になった生地を白あんに包みます。柚子の香りが優しい生菓子です。

「柚子餅」と「柚餅子」は文字が似ていますが、違うお菓子です。

ゆべし 柚餅子

「柚餅子」と言っても、たくさんの種類の「柚餅子」があります。

「柚餅子」についてはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「柚餅子(ゆべし)」】様々な形や味の違う柚餅子というお菓子とは?
柚餅子とは、柚餅子が食べられる時季、歴史、分類、種類や形状(包み、丸、棹、切り、結び、玉、餡包など)、原料の柚子、レシピ、有名な地域、有名なお店、もうひとつの柚餅子「くるみゆべし」、字が似ている柚子餅などを紹介

「柚餅子」はこちらからお取り寄せができます。↓↓↓

どようもち 土用餅

土用餅は、四季それぞれの土用期間(春土用、夏土用、秋土用、冬土用)に食べるとよいというものです。生菓子。地域により「土用餅」の内容が違います。「小豆餅」を食べて厄除けになるといわれているところ、「あんころもち」を食べて力がつくといわれているところ、北陸では「ささげ餅」または「ささぎ餅」を土用だけでなく夏に食べるところや、土用に食べるところがあるようです。

明日はどんな手仕事する?

冬に愉しむの和菓子の紹介でした。

冬はどうしても、食べ過ぎてしまう印象があります。美味しいお菓子、好きなお菓子が多いからでしょうか。

でも、買ってきて食べるお菓子はセーブしますが、自分で作ったお菓子は、あまり制限をつけずに食べてしまいます。自然の甘みなどを活かして作るので、なんとなく安心してしまうからでしょうか。

作るのが難しいと思いがちな和菓子ですが、昔からおばあちゃんが作ってくれていたものなどは、簡単に作ることができます。ぜひ挑戦してみてください。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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