暦の上での夏である5月から7月の「行事食など特定の日に食べる和菓子」や「夏に愉しむ和菓子」をまとめました。
行事食など特定の日に食べる夏の和菓子
5月5日 かしわもち 柏餅、ちまき 粽
5月5日は「端午の節句」。
関西で食べられる「粽」、関東で食べられる「柏餅」を紹介しています。↓↓↓

6月16日 かじょうがし 嘉祥菓子
6月16日は、「和菓子の日」です。
「嘉祥菓子」って何?「嘉祥菓子」の種類を紹介しています。↓↓↓

6月30日 みなづき 水無月 《レシピ有》
6月30日は、「夏越しの大祓」です。
「夏越しの大祓」の行事食は「水無月」です。自分でも簡単に作ることができます。↓↓↓

7月7日 さくべい 索餅
7月7日は、「七夕」です。
「七夕」の行事食は、「索餅(さくべい)」。
遣唐使が唐から持ち帰ったとされる「索餅」は、どんなお菓子??? ↓↓↓


夏に愉しむ和菓子
あゆがし 鮎菓子
時季が決まっているわけではありませんが、鮎釣りが解禁となり、鮎を食べることができる時期が、6月ということで、鮎のお菓子が出回る季節も6月となっています。鮎が有名な地域では、1年中出回っているお菓子です。生菓子、半生菓子、焼き物ほか、種類は多数有り。岐阜県の銘菓「若鮎」が有名です。
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あんずもち 杏餅
6月頃に出回るお菓子です。生菓子。餅菓子。求肥で杏の餡を包んだもので、杏の甘酸っぱさと甘さがぴったりです。
あんみつ

生菓子。流しもの。
地元伊豆のところてんの名店「伊豆河童」さんが出しているあんみつが人気です。伊豆の天草を使用していますので、とても歯応えがあります。こちらからお取り寄せできます。↓↓↓


青梅のシロップ漬け 《レシピ有》
青梅のシロップ漬けを作っておくと、梅をそのまま食べるのも美味しいのですが、ゼリーにしても美味しいです。レシピはこちら ↓↓↓

かき氷

夏に人気のかき氷は、トッピングなど種類が無限になります。基本の氷さえ、氷とは思えないほどのふわふわさです。
「かき氷」についてはこちら ↓↓↓

かんごおり 寒氷
夏に楽しめるお菓子です。干菓子。
寒氷は、寒天と砂糖を煮詰めた錦玉(きんぎょく)液が冷めて固まろうとするタイミングで、すり蜜(結晶化する砂糖)を入れて作ります。中はしっとり柔らかく、外側は砂糖が乾いてうっすらと膜をつくって固まります。抜き型や色によっては、他の季節でも楽しめます。
かんてんもの 寒天もの
生菓子。流しもの。
寒天とは、天草などの海藻を煮溶かして抽出した液を固めたところてんを凍結し乾燥させたもの。
江戸時代に製法が生まれたとされます。
寒天を使ったお菓子には、ところてん、あんみつ(下記に有)、牛乳寒、コーヒー寒、果汁寒、甘夏を器にした甘夏羹、小豆羹、寒氷(上記に有)、香り豊かな青柚子羹などがあります。
「寒天」についてはこちら ↓↓↓

きんぎょくかん 錦玉羹
透明感があって涼し気なので、夏に食べられるお菓子です。別名「金玉(きんぎょく)」や、くちなしの実などで琥珀色に染めたものは「琥珀(こはく)」「琥珀羹(こはくかん)」とも呼ばれています。
分類は生菓子。生菓子だが、一部半生菓子のものもあります。流し物。
煮溶かした寒天液に砂糖や水飴を煮溶かし、型に入れて固めたものです。
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くずがし 葛菓子 《レシピ有》
ぷるん、とろんとした食感の冷たい葛菓子は、夏のお菓子の代表格です。
葛粉を使った「葛菓子」やレシピはこちら ↓↓↓

こはく 琥珀
半生菓子、干菓子。流し物。糸寒天を溶かし、グラニュー糖を煮溶かし、一晩置いて固めます。仕上げに刷毛目をつけて、水溶きした粉砂糖で仕上げます。
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ゼリー 《レシピ有》
暑くなってくると、冷蔵庫には必ずゼリーを作っておきます。
いろんな種類のゼリーを作っておくと、毎日飽きません。
ゼリーのレシピはこちら ↓↓↓

ながしがし 流し菓子

生菓子。流し菓子。澄んだ美しい彩りの流し菓子は、夏の風物詩です。
わらび餅 《レシピ有》
柔らかいわらび餅も、コシのあるわらび餅も、自分で作れば好きな硬さが調節できます。
レシピはこちら ↓↓↓

どようもち 土用餅
土用餅は、四季それぞれの土用期間(春土用、夏土用、秋土用、冬土用)に食べるとよいというものです。生菓子。地域により「土用餅」の内容が違います。「小豆餅」を食べて厄除けになるといわれているところ、「あんころもち」を食べて力がつくといわれているところ、北陸では「ささげ餅」または「ささぎ餅」を土用だけでなく夏に食べるところや、土用に食べるところがあるようです。
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夏の和菓子のおすすめの逸品
和菓子をいただく際の「黒文字」。夏らしくて、シックなパッケージのものを出したら、お客様にも喜ばれそうですね。こちらからお取り寄せできます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?
夏は、帰省などもあり、手土産に悩む方も多いかと思います。
いつも同じものでは味気ないし、何か新たなものがないか、探す時期かとも思います。
日持ちするもの、個包装になっているもの、切らなくてもよいものなど、考えていてはきりがありません。
私は帰省などはありませんが、最近では、自分で作ったものを持っていってしまうことが、多いです。季節のものを持っていくだけでも喜ばれます。知らない方にはしませんが、親戚や友人知人ならば、気持ちが伝わります。
そんな時には、なごりのもの(旬の終わりのもの)より、はしりのもの(旬が始まるもの)を持っていくのがよいでしょう。
それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
明日が素敵な1日になりますように。
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