葛粉を使ったお菓子やその作り方など、葛粉の手仕事の紹介となります。
あいうえお順になっております。
くずきり 葛切り

葛切りとは
◆分類
生菓子。
◆葛切りが有名なお店
京都・四条にある「鍵善良房」さん。
◆葛切りのおすすめ
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鍋料理などに使う粉ではない乾燥された「葛切り」もあります。お取り寄せできます。↓↓↓

葛切りのレシピ
《 材料 2人分 》
本葛粉 50g
水 100cc
黒蜜 約50cc
《 作り方 》
①できた葛切りを盛る深めの器に、氷水を入れて準備しておきます。
②葛粉を1人分ずつ、水で溶きます。
③大きな鍋にお湯を沸かし、①を薄く流し入れ均等な厚さになるようにします。
➃流し入れると、すぐに白から透明になります。そしたらすぐにまな板にあげます。
⑤歯応えがあるくらいの太さ(1センチくらい)に、急いで切り揃えます。
⑥①で用意した氷水の中に盛ります。必ず、食べるまでは氷水の中に入れたままにしてください。空気に触れると固くなります。
③の流し入れたところから⑥の盛るまでは、1分以内の作業です。時間がかかってしまうと、美味しい葛切りはできません。
《 食べ方 》
葛切りは、すぐに固くなってしまいますので、作ったらすぐに食べきります。賞味期限は、大袈裟に言って、10分以内です。それくらい、作ったらすぐに食べた方がよいものです。
つけ麺のように、黒蜜をつけて食べます。
くずねり 葛練り
葛練りとは
◆分類
生菓子。
◆作り方
葛粉を水で溶かし、練りながら火を通し、器などに入れて固めます。
◆特徴
ゼリーともプリンとも違った独特なもっちり食感になります。
◆種類
葛粉を溶かした時点で抹茶を入れれば抹茶葛練り、器にフルーツを入れ葛粉を流し入れればフルーツ葛練りになります。
くずまんじゅう 葛饅頭
葛まんじゅうとは
◆分類
生菓子。饅頭。
◆別名
「水まんじゅう」「水仙まんじゅう」とも言われます。
◆作り方
葛粉をぬるま湯で溶かし、水と砂糖、水飴を加えて、練って返した皮でこし餡を包んだもの。全体が透明になるまで蒸しあげることで、中の餡の表情を楽しむことができます。少し生地を残し、あとから状態を見ながら加えて、固さを調節する「半返し法」や、完全に葛を透明になるまで火を通す「本返し法」があります。
◆食べ方
夏に冷やして食べると美味しいです。
◆葛桜
葛まんじゅうを桜葉で包んだお菓子を「葛桜」と言います。
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くずもち 葛餅
葛餅とは
◆分類
生菓子。餅もの。米以外の粉を使った餅菓子。
◆特徴
葛餅とは、「葛粉」に水と砂糖を加えて火にかけてよく練り、型に入れて冷やした半透明のものです。関西で食べられているものです。
同じ「くずもち」という名前のものがあります。こちらは関東で食べられているもので「小麦デンプン」を長期間発酵、精製して蒸したもので、独特の食感と風味があります。漢字の書き方が「久寿餅」になります。
きな粉と黒蜜をかけて食べる同じ「くずもち」でも内容は違うものになります。葛粉で作られた関西の「葛餅」と、小麦粉で作られた関東の「久寿餅」と覚えると良いでしょう。
「久寿餅」についてはこちら ↓↓↓

◆葛餅のおすすめ
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葛餅のレシピ
《 材料 4人分 》
本葛粉 50g
水 400ml
片栗粉 50g
薄力粉 25g
黒みつ 適量
きな粉 適量
《 作り方 》
①ボウルに葛粉を入れ、水を少しずつ入れ指先で溶かします。葛粉が溶けたら、片栗粉、薄力粉も加え、溶かします。
②①を濾しながら鍋に入れます。
③弱火にかけ、人肌よりも少し熱いくらいの温度で、ややとろみがつくまでゆっくり混ぜます。温度が高いと固まってしまいますので、注意してください。
➃水で濡らした器に流し入れ、蒸し器に強火で20分蒸します。
⑤器ごと、冷水に浸して冷まします。冷蔵庫に入れると固くなってしまうので、冷水がおすすめです。
⑥食べやすい大きさに切り、黒蜜ときなこをかけていただきます。
1度作ってみて、固さがわかったら、次からは、お好きな水加減で固くも柔らかくもできます。
くずやき 葛焼き
葛焼きとは
◆分類
生菓子。 餅菓子。
◆作り方
水溶きした葛粉、砂糖、餡、水をやや固めに練ってから蒸し、冷やし固めたものに寒梅粉を打ち、六方を鉄板で焼いたもの。餡入りのものもあります。
◆食べ方
食べる30分前に冷蔵庫で冷やすと美味しくいただけます。
◆歴史
江戸時代の料理本にも、この「葛焼き」の作り方が載っているくらい古くからあるお菓子です。
くずゆ 葛湯
葛湯とは
◆おすすめの時季
冬 身体が温まります。
◆食べ方
葛湯用の葛粉をお湯で溶くだけ。
◆種類
生姜や抹茶の味付けをした、飲みやすいものなどがあります。
◆葛湯のおすすめ
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