「さつまいも菓子」は、和洋菓子の線引きが難しいため、通常は和菓子の紹介ですが、和洋含めてのご紹介となります。ご了承くださいませ。
さつまいもアイス
さつまいもの甘さを活かしたアイスです。
さつまいもの甘納豆 芋納豆《レシピ有》

さつまいもを砂糖と共に甘く煮詰め、グラニュー糖をまぶしてから乾燥させたものを言います。
「芋納豆」についてはこちら。レシピもあります。↓↓↓

鬼まんじゅう
生菓子。蒸し物。さつまいものおまんじゅう。
さつまいもを10センチ角に切り、砂糖、塩をまぶして15分おきます。そこにみりん、小麦粉を混ぜ入れ、小さく丸め、5センチ角に切ったクッキングシートにのせて蒸し器で10分蒸したものが、「鬼まんじゅう」です。
芋かりんとう
干菓子。揚げ物。
「かりんとう」は、小麦粉(薄力粉)に砂糖などを加えてこね、油で揚げて砂糖をかけて乾燥させたものです。
「芋かりんとう」とは、甘藷でんぷんやさつまいもパウダーに砂糖などを加えてこね、油で揚げて砂糖をかけて乾燥させたものになります。
鹿児島県では、「芋けんぴ」のことを「芋かりんとう」と呼ぶため、上記と同名になりますが、違うものになります。
きなこ芋

蒸したさつまいもに、砂糖入りのきなこをまぶしただけのシンプルで簡単なお菓子。さつまいもが甘ければ、きなこだけでもOK。体にも良いので罪悪感なく食べることができます。
蒸したさつまいも150g、きなこ大さじ3、砂糖小さじ1です。
芋きんつば
生菓子、半生菓子。焼きもの。平鍋もの。平たい鉄板のような一文字鍋で焼く焼きもの。
「きんつば」は、小豆餡を糸寒天でつなぎ、薄いうるち米の皮で包み焼いたものです。
元々は、京都で刀の鍔(つば)が元となりできた丸い形状のお菓子「銀鍔(ぎんつば)」が、江戸に渡り、小麦粉皮となり、四角く六方を焼いたものになったとされます。
「芋きんつば」は、芋餡から作られたもので、小麦粉皮で包み焼いたものです。「芋きん」などとも呼ばれます。
「芋きん」といえば、東京浅草にある「満願堂」さんが有名です。なんとお取り寄せできます。↓↓↓

芋きんとん《レシピ有》
いろいろなきんとんの中の「芋きんとん」についてはこちら。レシピもあります。↓↓↓

芋けんぴ《レシピ有》
いろいろな名前で呼ばれている「芋けんぴ」についてはこちら。レシピもあります。↓↓↓

スイートポテト《レシピ有》

毎日食べたくなる「スイートポテト」についてはこちら。レシピもあります。↓↓↓

大学芋《レシピ有》

生菓子。揚げ物。
さつまいもを蒸し素揚げしたものに、砂糖、みりん、醤油、はちみつを煮詰めた蜜をからめたもの。大学芋といえば、蜜で芋同士がくっついてしまいますが、蜜の仕上げにお酢を垂らすことで、芋同士がくっつかなくなります。
大正から昭和の初め、学生が多い大学の前で売られ、よく食べられていたので、この名がついたとされます。
下記のレシピは、本格的な大学芋ではなく、簡単な揚げない大学芋のレシピのご紹介です。

《 材料 2人分 》
さつまいも(紅あずまなどのホクホク系がおすすめです) 約200g
はちみつ 大さじ2
しょうゆ 小さじ1弱
黒ごま 小さじ1
油 大さじ2
《 作り方 》
①さつまいもを乱切りにし、水に約1時間浸しておきます。
②柔らかいお芋にしたい場合は、蒸し器で約20分蒸します。時間のない場合は、器にさつまいもを入れ、ラップをして600wで3分30秒レンジに入れます。
③フライパンに油、さつまいもを入れ、さつまいもの表面が少し硬くなるくらい5~10分しっかりめに炒め焼きします。
➃火をとめて、はちみつとしょうゆを絡めます。仕上げにごまをふりかけて完成です。
注意)しょうゆとはちみつは焦げやすいので、必ず火をとめてから入れてください。
はちみつが苦手な方は、お湯で砂糖を溶かし、みりんを入れ、煮詰めたものを使っても良いです。
スイートポテトチップス
さつまいもを薄くスライスして揚げたもの。さつまいもチップス。
さつまいもチップスの上をいく、「焼き芋チップス」です。お取り寄せができます。↓↓↓

芋茶巾
「茶巾」とは、茶道で茶碗を拭くのに使われるもので、茶巾に餡などをいれて搾るような形にするお菓子を「茶巾絞り」といいます。さつまいもで作る「芋茶巾」のほか、栗、かぼちゃなどでも作られます。
「芋茶巾」は、さつまいもを蒸して、砂糖を混ぜて作るシンプルで優しい味のお菓子です。
さつまいもプリン
さつまいもを茹で、茹で汁を捨てから煎りして粉ふきにし、余計な水分をとばしたら、砂糖、卵、牛乳を加えなめらかにしたら、蒸します。普通のプリンより失敗がなく簡単です。好みで黒みつをかけても美味しいです。熱いままでも、冷やしても、美味しく食べることができます。
干し芋《レシピ有》
毎日食べたくなる「さつまいも⑥干し芋」についてはこちら。レシピもあります。↓↓↓

芋まつば
→「芋けんぴ」をご覧ください。
芋もち

蒸したさつまいもをつぶし、柔らかいお餅を練り合わせて滑らかにしたもの。きな粉や黒蜜などをかけたりしていただきます。地域によっては、粉をつけて揚げるところもあります。
徳島県では、小豆の餡を包んだ芋餅が「亥の子餅」として食べられます。
宮崎県では、きな粉をかけたものを「ねったぼ」と言います。
芋モンブラン
栗のモンブランをつくるように、さつまいもで作ったモンブランです。
焼き芋《レシピ有》
毎日食べたくなる「さつまいも⑤焼き芋」についてはこちら。レシピもあります。↓↓↓

芋羊羹
「芋ようかん」は、さつまいも、砂糖、寒天を使った作った羊羹です。
さつまいもの皮を剥いて水に晒し、沸かしたお湯に酢を少し入れて茹で、裏漉しし、鍋に戻した棒寒天、水、砂糖、さつまいもを入れてよく混ぜ合わせ、流し缶に入れて冷やし固めます。たくさん作って冷凍保存もできます。
歴史ある東京舟和の「芋ようかん」は、見ると手にしてしまう一品です。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?
さつまいもが美味しい地域で育ったからか、さつまいものお菓子は、子供の頃から本などを見ながらよく作りました。今では、秋になると必ず冷凍庫には焼き芋や干し芋、スイートポテトが常備されています。
昔から書き溜めてあるレシピがたくさんあるので、最新の見栄えするレシピなどではなく、昔ながらのおばあちゃんのレシピ的なものですが、このブログにも少しずつ記していこうと思います。
それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
明日が素敵な1日になりますように。
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