【季節の手仕事「捨てずに食べられる野菜の部分」】そこは捨てないで!食べることができる野菜の部分を紹介

 1年通してしたい手仕事

節約とか勿体ないという意味もあるのかもしれませんが、美味しいから捨てずに食べてほしいという意味で、捨てられてしまっている食べられる食材の部分をご紹介します。

食べ方のメニューやレシピも紹介しています。

食品ロスということまでには繋がらないのかもしれませんが、ゴミを減らすということにも繋がります。農家さんもきっと喜んでくれることでしょう。

できることがあれば、ぜひ試してみてください。




その「葉」、捨てないで食べて!

じつは、本体よりも美味しいかもしれないのがこの3つの葉です。

大根の葉

大根の葉20231115
2023年11月15日 大根の葉

若い大根の葉は、茎がしっかりしているので、炒め物や漬物に適しています。

保存もできますが、早めに使うのがおすすめです。

「大根の葉」についてはこちら ↓↓↓

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かぶの葉

かぶの葉20231115
2023年11月15日 かぶの葉

若いかぶの葉は、柔らかく、甘いのが特徴です。炒め物にも適していますが、スープなどでも美味しくいただけます。

大根の葉同様、保存もできますが、早めに使うのがおすすめです。

「かぶの葉」についてはこちら ↓↓↓

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根よりも美味しいとされるかぶの葉。そのかぶの葉を絶対に捨てない美味しいレシピを紹介。また、根部分のメニューやレシピも紹介。かぶは人気が薄いかもしれませんが、日本ではかなり古くから葉も根も食べられている野菜です。捨てずに食べてください。

にんじんの葉

にんじん20231115
2023年11月15日 にんじん

若いにんじんの葉は、天ぷらにするとにんじんの甘さが信じられないほど伝わってきます。サラダなどに入れても美味しくいただけます。

「にんじんの葉」についてはこちら ↓↓↓

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その「茎」、捨てないで食べて!

これらの茎はあまり知られていませんが、食べることができます。しかもとても美味しいです。

さつまいもの茎「芋づる」

さつまいもとつる20221001
2022年10月1日 さつまいもとツル

さつまいもの茎「芋づる」は、さつまいも同様、とても甘いです。きんぴらにするのがおすすめです。

「さつまいもの芋づる」についてはこちら ↓↓↓

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里芋の茎「ずいき」

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2022年10月1日 里芋の茎ずいき

里芋の茎「ずいき」は、ごま油で炒めるだけ。シンプルですが、これが美味しいです。

「里芋の茎」についてはこちら ↓↓↓

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その「皮」、捨てないで食べて!

かぶ、大根、にんじん、生姜、ごぼう、さつまいも、じゃがいも、りんごなど、皮に栄養が集まっている食材は、皮はむかずにそのまま調理するのがおすすめです。

それだけではない、いままで絶対に捨てていた皮はみんな食べることができます。

柑橘類の外皮

みかん20231127
2023年11月27日 みかん

甘夏、金柑、みかん、柚子、レモンなどの柑橘類の外皮は、ジャムやオレンジピールにするとすぐになくなってしまうくらい美味しくいただけます。

「柑橘類の外皮」を使ったそれぞれのレシピはこちら ↓↓↓

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たけのこの皮「ひめ皮」

たけのこひめ皮20230404
2023年4月4日 たけのこのひめ皮

孟宗竹のたけのこの皮の内側についている「ひめ皮」。柔らかくてとろんとして、これを捨ててしまうなんて、勿体ないです。とても貴重な品です。

「たけのこの皮・ひめ皮」についてはこちら ↓↓↓

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その「花」、捨てないで食べて!

野菜や果物の花は、観賞用ではないので見られることさえ少なく、すぐに実となるために役目を終えることが多いのですが、中でもその貴重なお花を食べる食材もあります。

菜の花など、もともと咲いたお花を食べるものは、ここでは省かせていただきます。

山椒の花「花山椒」

花山椒20230419
2023年4月19日 花山椒

山椒の木をお持ちの方ならば、木の芽と共に出てくる花山椒が美味しいことをご存じかもしれません。木の芽の季節になると、よく木の芽に混ざった状態で花山椒が販売されていることがあります。1年のうちで2週間ほどしか出回らない貴重な花山椒。煮物などと煮て食べると、料亭の味を味わえます。

「花山椒」についてはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「山椒・木の芽」①山椒まとめ】もっと知りたい山椒!山椒や木の芽の手仕事を時系列で紹介
山椒の木は、雄と雌の違いがあり、両方あって初めて山椒のすべてを楽しむことができます。木の芽、花山椒、実山椒、粉山椒のそれぞれの季節、使い方、作り方をご紹介。山椒は、飾るだけ、香りを楽しむだけではありません。もっと広い世界をお楽しみください。

しその花「花穂紫蘇」

花穂紫蘇20230914
2023年9月14日 花穂紫蘇

しその花は、お刺身の脇に添えられている紫の花です。正式名称は「花穂紫蘇(はなほじそ)」といい、しその葉の花です。お刺身の脇に添えられていても、知らずに残されている方も多いです。しその花は、花をこそいで醬油に落とし、お刺身と共にいただきます。しその香りがお刺身をより一層美味しくしてくれます。

「花穂紫蘇」についてはこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「青紫蘇(あおじそ)・大葉」①しそまとめ】もっと知りたい!しその芽、葉、花、実が育つ姿
青紫蘇・大葉の芽、葉、花、実を食べつくす保存食のレシピとして、大葉醤油、大葉味噌、しその実の醤油漬け、しその実味噌、しその実の佃煮などをご紹介。育つ姿がわかるよう時系列で紹介しています。栽培も手間もいらずとても簡単なので挑戦してみてください

蕗の薹の花

蕗の薹の花20230319
2023年3月19日 蕗の薹の花

蕗の花は、蕗の薹(ふきのとう)が伸びて咲いた花になります。蕗の薹と同じく天ぷらにして食べたり、炒め物にして食べたりします。

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蕗の手仕事として、蕗の薹、蕗の花、蕗の葉、蕗、秋の蕗のそれぞれの違いや、それぞれを楽しむための、下処理方法、保存食の簡単レシピなどの手仕事を紹介。難しい、面倒と思われている下処理やアク抜きは慣れれば難しくありません。

葉・茎・皮・花のおすすめの逸品

私の愛用品。このブログ内でもかなりおすすめしている「野菜干しネット」。

これは、本当におすすめです。

今回紹介した「葉・茎・皮・(花)」もこれを使って干すことがほとんどです。椎茸がたくさん採れた時も、梅干しも、何でもこれで干してしまいます。

普通のお野菜も、これで干すだけで、旨味や甘みがアップする優れものです。

こちらからお取り寄せができます。サイズがいろいろありますので、ご確認の上、ご覧になってみてください。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?

物価が上がり、これから先、簡単にその物価が下がるとは思えない世の中。節約という話もよく聞きますが、節約というと何か制限されて苦しい気分ですが、こんなに美味しいのに今まで捨てていたことの方がじつは勿体ないことをしていたと思っていただけると、気分も良いのかもしれません。

農家のお母さんたちは、捨てずに食べていたりすることを、改めて知るだけのことです。

みなさまのお役に立てると幸いです。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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