人間に個性があるように、柑橘類には様々な個性があります。個性を上手に使い分けられるように、品種をまとめてみました。より詳しい内容があるものは、リンクしてご覧ください。
品種をあいうえお順にしてあります。
- あいか
- あおしま 青島
- あまなつ 甘夏
- いずのはる
- いよかん 伊予柑
- うんしゅうみかん 温州みかん
- おうごんかん 黄金柑
- オレンジ
- かたやまみかん 片山みかん
- かぼす 香母酢
- カラマンダリン
- 河内晩柑
- きよみ 清見
- きんかん 金柑
- くねんぼ 九年母
- グレープフルーツ
- こうじみかん 柑子みかん
- こぶみかん
- 小みかん
- ザボン
- ザンボア
- 三宝柑
- シークワーサー
- じゃばら
- じゃぼん
- じゅたろう 寿太郎
- しゅんこうかん 春光柑
- しゅんぽう 春峰
- しょうなんごーるど 湘南ゴールド
- しらぬい 不知火
- すだち 酢橘
- せとか
- セミノール
- だいだい 橙
- だいまさき 大将季
- たちばな 橘
- タンカン
- タンゴール
- つのかがやき 津之輝
- デコポン
- なつみかん 夏みかん
- ネーブルオレンジ
- はっさく 八朔
- はるか
- はるひ
- はるみ
- ハールレモネ
- はれひめ 晴れ姫
- バレンシアオレンジ
- ひゅうがなつ 日向夏
- フィンガーライム
- 仏手柑
- ブラッドオレンジ
- ぶんたん 文旦(土佐文旦)
- べにまどか 紅まどか
- 紅まどんな
- ベルガモット
- ポンカン
- ボンタン
- マーコットオレンジ
- マンダリンオレンジ
- みかん
- メロゴールド
- ゆうこう
- ゆず 柚子
- ライム
- レモン
- 柑橘類のおすすめの逸品
- 柑橘類の関連記事
- 季節の手仕事の関連記事
あいか
「あいか」については「温州みかん」をご覧ください ↓↓↓


あおしま 青島
「青島」については「温州みかん」をご覧ください ↓↓↓


あまなつ 甘夏
「甘夏」についてはこちら ↓↓↓

いずのはる
→下記「はるひ」をご覧ください。
いよかん 伊予柑
◆出回り時期
1月~3月。収穫後1ヶ月ほど貯蔵して甘さが増してからから出荷されます。
◆原産
山口県。
◆産地・栽培
愛媛県。
◆交配
タンゴールの一種。
◆特徴
果汁が多く、甘くて味が濃厚。
◆品種
・沢田伊予柑
・宮内伊予柑
うんしゅうみかん 温州みかん
日本で最も多く栽培されている柑橘「温州みかん」についてはこちら ↓↓↓


おうごんかん 黄金柑
◆出回り時期
1月~4月
◆サイズ
温州みかんよりも一回り小さく、金柑よりも一回り大きい。
◆別名
「ゴールデンオレンジ」
◆分類
日本在来や日本で発生した品種。
◆産地
鹿児島県
◆交配
橘の交雑種。
◆特徴
濃い甘みと酸味、爽やかな香りで、果肉は柔らかい。
オレンジ
◆品種
・タロッコブラッドオレンジ
・福原オレンジ
・フロストバレンシア
・モロブラッドオレンジ
かたやまみかん 片山みかん
「片山みかん」については「温州みかん」をご覧ください ↓↓↓


かぼす 香母酢
◆出回り時期
露地ものは8月~10月。
◆サイズ・重さ
約5センチ。すだち、柚子よりもひとまわり大きい。
重さは、約100~150ℊ。
◆分類
かぼすは、「香酸柑橘」と言って、果肉を食べるのではなく、果汁の酸味や果皮の香りを楽しむ柑橘類となります。
「香酸柑橘」は他にも、すだち、ゆず、ライム、レモンなどがあります。
◆産地
大分県産がほとんど。他には、和歌山県紀の川市。
◆交配
柚子の交雑種。
◆品種
・大分1号
・祖母の香(種無かぼす)
◆特徴
果汁が多く、酸味が強いのが特徴。青い時季の方が香りが豊か。
和歌山県紀の川市産のものは、機械を使わないすべてが手作業のため、皮の苦味がない。
◆使い方のおすすめ
天ぷら、唐揚げ、刺身、秋刀魚などの焼き魚、ドレッシング、ポン酢、ワカモレ、アヒージョ、鍋料理、スカッシュなど。
カラマンダリン
◆出回り時期
4月から5月
◆交配
「温州みかん」と「マンダリン」の交雑種。
◆歴史
アメリカ・カリフォルニア大学で育成され、日本に導入されました。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆特徴
果肉が柔らかく、強い甘みとバランスの良い酸味が特徴。
河内晩柑
◆出回り時期
3月~7月
◆別名
「夏文旦」「宇和ゴールド」
◆分類
日本在来や日本で発生した品種。
◆原産
熊本県河内町
◆交配
文旦の交雑種。
◆特徴
外皮が厚く、果肉は爽やかな優しい甘み。
きよみ 清見
◆出回り時期
3月~5月
◆交配
「早生温州みかん」と「スイートオレンジ」の交配種。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆特徴
果汁が豊富で濃厚な甘酸っぱさを持ち、香りが高い。食用として人気がある一方で、育種の親としても優秀で、多数の品種を生み出しています。
きんかん 金柑
「金柑」についてはこちら ↓↓↓


くねんぼ 九年母
◆出回り時期
1~3月
◆分類
古くからあるミカン類
◆交配
温州みかん、八朔、じゃばら、カープチーなどの親品種。
◆歴史
琉球王国から渡来したと言われる古くからある品種。江戸時代までは、みかんの日本の主要品種だった。
◆特徴
果肉はややクセのある味わい。
グレープフルーツ
◆出回り時期
3月~4月
◆名前の由来
一枝に多数の実をつける様子がぶどうに似ているから。
◆特徴
ジューシーでほろ苦く、さっぱりとした味わい。主に南アフリカヤアメリカなどからの輸入ものが流通しているが、近年少量だが、国産が出回るようになってきた。
◆品種
・サガンルビー
・スタールビー
・マーシュ
・メロゴールド
・ルビーレッド
こうじみかん 柑子みかん
◆別名
薄皮みかん
◆原産
中国。
◆科属
ミカン科ミカン属。
◆分類
常緑小高木樹
◆サイズ
温州みかんよりも小さい。
◆特徴
温州みかんよりも酸味が強いのが特徴。
こぶみかん
◆出回り時期
8月~10月
◆分類
香酸柑橘
◆特徴
強い香りを持つ葉が出回っている。皮や果肉にも葉に近い香りがある。
小みかん
◆品種
・桜島小みかん
鹿児島県桜島で栽培。世界一小さいみかんとしてギネス世界記録に認定されています。大きさは、直径約4~5センチ、重さは40~50g。旬は12月上旬。甘さと酸味のバランスが良いのが特徴。
・紀州みかん
和歌山県で栽培。有田みかんがルーツ。大きさは、直径約5センチ。各房に種があります。
ザボン
◆別名
ブンタン
ボンタン
ウチムラサキ ザボンの果肉が紅紫色
ザンボア
ジャボン
◆和名
晩白柚
◆交配
ミカン属の交雑種でない種類。
◆果肉
白に近い色。
ザンボア
→「ザボン」をご覧ください。
三宝柑
◆出回り時期
2月~4月
◆サイズ
温州みかんよりも一回り大きい。
◆分類
日本在来や日本で発生した品種。
◆名前の由来
江戸時代に和歌山城主への献上品とされたことにちなみ、種が多いことから、多産の縁起物としてこの名が付いたとされます。
◆特徴
皮が厚く、安定感のある形から、中身をくり抜いて、日本料理の器としても使われます。
シークワーサー
◆和名
「ヒラミレモン」
◆原産
沖縄県、台湾
◆産地
沖縄県のほか、群馬県館林市、静岡県富士市などでも作られています。
◆旬
用途にもよりますが、8月~1月。
◆出荷開始時期
料理用の青シークワーサー 8月~9月
加工用の黄シークワーサー 10月~12月
生食用の黄シークワーサー 1月
◆サイズ・大きさ・重さ
直径3~4センチ
◆中色(果汁)
濃い黄色
◆特徴
酸味と爽やかな香りが特徴。
◆手に入れる方法
10月に道の駅「富士川楽座」で販売していました。
じゃばら
◆原産
和歌山県東牟婁郡北山村原産
◆産地
和歌山県東牟婁郡北山村、奈良県下北山村。
◆分類
香酸柑橘
◆名前の由来
邪気(じゃき)を払う(はらう)縁起のよいとされる果実ということから「じゃばら」という名が付いたとされます。
◆旬
12月~2月
◆重さ
約130g
◆外皮色
緑色から黄色
◆果汁
果汁の少ないゆずよりは豊富
◆香り
とても良い香り
◆保存
冷暗所であれば、3ヶ月保存可能。
◆特徴
酸っぱくて苦い。種がほぼない。
◆おすすめメニュー
マーマレードなど。
じゃぼん
→「ザボン」をご覧ください。
じゅたろう 寿太郎
「寿太郎」については「温州みかん」をご覧ください ↓↓↓


しゅんこうかん 春光柑
◆出回り時期
3月~4月
◆分類
日本在来や日本で発生した品種。
◆原産
和歌山県
◆産地
和歌山県、三重県。
◆名前の由来
和歌山県新宮市出身の文豪砂佐藤春夫が名付けた。
◆特徴
酸味が少なく、繊細で品の良い香りと甘みがある。
しゅんぽう 春峰
◆出回り時期
1月~3月
◆サイズ
八朔よりも少し小さいサイズ
◆交配
「清見」と「水晶文旦」の交雑種。
◆原産
和歌山県
◆生産
ほぼ和歌山県内
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆特徴
文旦のぷるんとした食感と、清見の刻と味わいの良いところを合わせ持ったさっぱりとした後味。
しょうなんごーるど 湘南ゴールド
◆出回り時期
3月~4月
◆交配
「黄金柑」と「温州みかん(今村温州)」の交雑種。
◆原産
神奈川県
◆栽培
神奈川県のみのオリジナル品種
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆特徴
香りが高く、果肉は柔らかくジューシー。
しらぬい 不知火

◆出回り時期
ハウス栽培:12月~2月
露地栽培:2月~5月
◆原産
熊本県宇城市不知火町。
◆産地
熊本県など。
◆交配
「清見」と「ポンカン」の交雑種。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆形
ぼこっと飛び出ている頭の部分を「デコ」といいます。外皮をむく時には、「デコ」の部分を取って皮をむくと食べやすくなります。
◆特徴
甘みが強くジューシー。硬そうな見た目に反して、皮は柔らかく、薄皮も柔らかい。「不知火」の中で、糖度13度以上、酸味1%以下という基準をクリアしたものだけが「デコポン」という登録商標が使われています。
◆おすすめメニュー
パスタ、ケーキなど。
すだち 酢橘
「すだち」についてはこちら ↓↓↓

せとか
◆出回り時期
2月~3月
◆交配
「清見」と「アンコール」の交雑種である「口之津37号」という品種に、「マーコット」を交雑した品種。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘。
◆特徴
高級品種。果汁が豊富で濃厚な味わい。
セミノール
◆出回り時期
4月~5月
◆交配
「ダンシー・ダンジェリン」と「ダンカン・グレープフルーツ」の交雑種。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆特徴
甘みと酸味のバランスが良く、果汁が豊富。
だいだい 橙

◆出回り時期
11月~1月
◆原産
インド
◆産地
静岡県伊豆地域
◆分類
香酸柑橘。古くからあるオレンジ類。
◆名前の由来
新しい果実と前の年になった果実が同じ木にみられる「代々」からこの名がつき、縁起物から、注連縄などの飾りに用いられてきました。
◆特徴
酸味が豊富なことから、果汁はポン酢として使われています。
◆品種
・スダイダイ
だいまさき 大将季
◆産地
鹿児島県。
◆交配
不知火の枝変わり。
◆出回り時期
3月~4月。
◆外皮色
鮮やかな赤みを帯びたオレンジ色。
◆特徴
濃厚な甘さ。酸味が控えめ。
たちばな 橘
「橘(たちばな)」についてはこちら ↓↓↓

タンカン
◆出回り時期
2月~3月
◆産地
台湾や中国南部など温かい地域での栽培が盛んです。日本では、鹿児島や沖縄、宮崎などで栽培されています。
◆分類
古くからあるオレンジ類。スイートオレンジの雑種。
◆特徴
ジューシーで薄皮が非常にやわらかく、コクのある甘みと爽やかな酸味をもちます。
タンゴール
「みかん」と「オレンジ」を掛け合わせた柑橘類の総称を言います。主な品種に「マーコット」などがあります。
つのかがやき 津之輝
◆出回り時期
1月中旬~2月中旬。
◆産地
長崎県。
◆歴史
2009年品種登録された比較的新しい品種。
◆名前の由来
育成地の長崎県口之津の「津」と外皮に光沢があることから、「津の輝き」と呼ばれています。表記は「津之輝」です。
◆交配
清見、アンコール、興津早生の交配種。
◆外皮色
濃いオレンジ色。光沢があります。
◆特徴
手でむいて食べることができます。温州みかんのようにじょうのうもそのまま食べることができます。濃厚な甘みと深みのある味わいが特徴です。
デコポン
◆出回り時期
ハウス栽培:12月~2月
露地栽培:2月~5月
◆原産
熊本県宇城市不知火町。
◆産地
熊本県など。
◆交配
「清見」と「ポンカン」の交雑種。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆形
ぼこっと飛び出ている頭の部分を「デコ」といいます。外皮をむく時には、「デコ」の部分を取って皮をむくと食べやすくなります。
◆特徴
甘みが強くジューシー。硬そうな見た目に反して、皮は柔らかく、薄皮も柔らかい。「不知火」の中で、糖度13度以上、酸味1%以下という基準をクリアしたものだけが「デコポン」という登録商標が使われています。
なつみかん 夏みかん
◆出回り時期
4月~5月
◆正式名称
「夏橙」
◆分類
日本在来や日本で発生した品種。
◆歴史
江戸時代に山口県長門市の青海島に流れ着いた種を育てたのが最初とされます。隣の萩市で、明治維新により働き口に困った士族の救済策として本格的な経済栽培が始まり、山口の特産品となりました。
◆特徴
強い酸味が特徴。
ネーブルオレンジ
◆別名
「甘橙(あまだいだい)」
◆品種
・白柳ネーブル
・山貝阪ネーブル
・清家ネーブル
・ナベリーナ
・森田ネーブル
はっさく 八朔
◆出回り時期
12月~4月。
◆産地
和歌山県など。
◆分類
日本在来や日本で発生した品種。
◆歴史
広島県因島で発生したと言われています。
◆交配
九年母の交雑種。
◆特徴
さじょうがほぐれやすく、バランスのよい甘みと酸味、ほのかな苦味があり、独特なさっぱりした風味もあります。
◆品種
・早生八朔
・農間紅八朔
・八朔55号
はるか
「はるか」についてはこちら ↓↓↓

はるひ
◆愛称
「いずのはる」
◆原産
静岡県。
◆歴史
2011年品種登録。
◆交配
「カンキツ興津46号」と「阿波オレンジ」の交配。
◆旬
1月~3月
◆サイズ・大きさ・重さ
約150g、約6センチ。温州みかんほどの大きさ。
◆外皮色
黄色
◆特徴
糖度が高く、ほど良い酸味があります。種が多く、じょうのうが少し硬い。
はるみ
「はるみ」については「温州みかん」をご覧ください ↓↓↓


ハールレモネ
◆原産
ニュージーランド
◆産地
静岡の1件の農家さんだけが作っている貴重品種です。
◆旬
12月~3月。
◆外皮色
レモン色。
◆特徴
見た目はレモンそっくりですが、レモンではなく、柑橘類の1種になります。まったく酸っぱくなく、逆に甘いのが特徴です。
はれひめ 晴れ姫
「晴れ姫」については「温州みかん」をご覧ください ↓↓↓


バレンシアオレンジ
◆出回り時期
6月~7月
◆分類
古くからあるオレンジ類
◆歴史
1879年頃、イギリス人が大西洋の島で入手。苗木がアメリカに渡り、アメリカで栽培が盛んになった。
◆特徴
ポピュラーなスイートオレンジのひとつ。皮が薄く、種が少なく、爽やかな酸味とみずみずしさが特徴。ジュースなどにも最適。
ひゅうがなつ 日向夏
◆出回り時期
3月~5月。
◆産地
宮崎県、熊本県など。
◆分類
日本で自然発生した品種
◆別名
宮崎県産のものは「日向夏」と言われていますが、その他の地域では「小夏」や「ニューサマーオレンジ」などと呼ばれています。
◆歴史
1820年頃に宮崎県で発生したとされます。
◆特徴
さっぱりとした甘さで食感はやわらか。厚いワタごとカットすると適度な苦味も楽しめます。
◆品種
・西内小夏(種無日向夏)
フィンガーライム
「フィンガーライム」についてはこちら ↓↓↓

仏手柑
◆出回り時期
12月~2月
◆分類
香酸柑橘
◆特徴
外果皮の華やかで繊細な香りが持ち味。中にさじょうはなく、すべてがワタとなっています。
ブラッドオレンジ
◆出回り時期
1月~4月
◆原産
イタリアのシチリア、マルタ共和国付近の発祥。
◆歴史
1973年に愛媛県が日本に導入した。
◆分類
古くからあるオレンジ類
◆特徴
果肉の深い褐色は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンになります。独特のコクや爽やかな酸味があり、日本では、「モロ」「タロッコ」という品種が栽培されています。
ぶんたん 文旦(土佐文旦)
◆出回り時期
ハウスもの:11月~1月 露地もの:2月~4月
◆原産
高知県
◆分類
国内で出回る文旦の中でも最もポピュラーなタイプが高知県で作られる「土佐文旦」。
◆形
洋ナシ型。
◆特徴
ぷりっとちた食感で、さっぱりとした甘みと酸味にほろ苦さがあります。
◆品種
・安政柑
・イエローポメロ
・オロプロンコ(スイーティー)
・サマーフレッシュ
・サワーポメロ(大橘)
・水晶文旦
・チャンドラポメロ(ファーストクイーン)
・土佐文旦(バールカン)
・晩白柚(ざぼん)
・平戸文旦
・紅まどか(紫ざぼん)→「紅まどか」をご覧ください。
・瑞季
・夢文
べにまどか 紅まどか
◆出回り時期
1月~2月
◆交配
文旦同士の交雑種。
◆歴史
1993年に品種登録。
◆分類
品種育成で生まれた柑橘
◆特徴
厚い皮と淡くピンクがかった果肉が特徴。さじょうがほぐれやすく、さくさくとした食感。優しい甘みで、酸味はマイルド。収穫後に追熟させるため、皮がしなびた頃が食べ頃となる珍しい品種。香りが爽やか
紅まどんな
◆出回り時期
11月~1月。
◆産地
愛媛県。
◆歴史
2005年に品種登録。
◆交配
「南香」と「天草」の交配品種。
◆サイズ
約8センチほど。
◆重さ
約250gほど。
◆外皮色
オレンジ
◆特徴
ゼリーのような食感と甘い果汁、豊な香りが特徴。生産量が少ないため、希少品種となっています。
ベルガモット
◆出回り時期
国産は、12月~2月。
◆産地
国内は、高知県。
◆分類
香酸柑橘
◆交配
レモンと橙の交雑種。
◆特徴
香りが華やか。紅茶の「アールグレイ」の茶葉の香料にもなっています。
ポンカン


◆出回り時期
12月下旬~3月下旬。1ヶ月ほど追熟させてから出荷されます。
◆原産
インド北部。
◆歴史
日本には、明治時代に入ってきました。
◆特徴
芳香があり、外皮がむきやすい。種がある。非常に甘い。
◆品種
・早香
・太田ポンカン
・吉田ポンカン
ボンタン
◆産地
鹿児島県阿久根市など。
◆収穫時期
1月いっぱい。
◆出荷開始時期
収穫したらしばらく置いて、追熟させた方が美味しくなる。
◆食べ頃
外皮を押して、柔らかくなった頃が食べ頃。
◆サイズ
直径約20センチ。
◆食感
しゃきっとした食感。
◆果肉 赤
◆特徴
すっきりとした味わいが特徴。
マーコットオレンジ
◆英名
Murcott tangor
タンゴールとは、みかんとオレンジを掛け合わせた柑橘の総称を言います。マーコットはタンゴールの一種です。
◆産地
アメリカカリフォルニア州など
◆分類
みかんの一種。
◆科属
ミカン科。常緑低木樹。
◆重さ
約100~150g
◆外皮色
赤に近いオレンジ色で皮が薄い。
◆特徴
甘くて香り高い。
◆栄養価
ビタミンⅭや食物繊維が豊富。
◆食べ方
そのまま食べても、ジャムにしても、サラダに入れても、デザートに加えても美味しくいただけます。
マンダリンオレンジ
◆原産
インドアッサム地方。
◆科属
ミカン科ミカン属。常緑低木樹。
◆品種
・カラマンダリン→カラマンダリンをご覧ください。
・クレメンディン
・サガマンダリン
・ダブルマーコット モロッコ原産。別名「アフォーラ」。マーコットの自然交雑種。産地とその産地での名前はアメリカ「ダブルマーコット」、オーストラリア「アフォーラマンダリン」、トルコなど。種が少ない。みかんのように、手でむいてたべることができます。
みかん
日本で最も多く栽培されている柑橘「温州みかん」についてはこちら ↓↓↓


メロゴールド
◆原産 アメリカ・カリフォルニア
◆交配
「グレープフルーツ」と「文旦」を掛け合わせた「オロブランコ」と「グレープフルーツ」を交配した品種。
◆旬 12月~3月頃
◆サイズ 約10センチ
◆外皮色 黄緑色
◆甘さ グレープフルーツに砂糖をふりかけたような甘さ。
◆特徴 文旦のように皮が厚い。グレープフルーツのように種はない。
ゆうこう
◆産地
長崎県長崎市外海地区のみで栽培されています。
◆分類
香酸柑橘類。
◆科属
ミカン科ミカン属。常緑小高木樹。
◆歴史
潜伏キリシタンが住んでいたところにゆうこうの樹があり育っていることから、神様が守ってくれていたと地元の方たちは信じています。
◆旬
1月。
◆外皮色
レモンのような黄色。
◆特徴
甘い香りが特徴。そのまま食べることもできるが、マーマレードや調味料など加工するのがおすすめ。特にチョコレートとの相性は抜群。
ゆず 柚子
「柚子」についてはこちら ↓↓↓


ライム
◆出回り時期
10月~11月
◆産地
愛媛、鹿児島。輸入ものが多い。
◆分類
香酸柑橘。
◆特徴
スパイシーで華やかな香りを持つ。
◆品種
・オーストラリアンブレッドライム
・タヒチライム
・デザートライム
・バレンタインライム
・ブラウンリバー
レモン
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