オオシマザクラは、数々の桜の親となっている桜の自生種の1つです。
咲き方も華やかで、桜の中でもとても女性らしい咲き方をする桜です。
桜餅が好きな方にはたまらない、桜の葉も、このオオシマザクラの葉になります。
たくさんの魅力を持ったオオシマザクラの姿を紹介します。
オオシマザクラとは

オオシマザクラの別名
タキギザクラ 薪桜
オオシマザクラは、成長が早く、燃料として多用されたことから、鑑賞の対象ではなく、主に薪にされることからこの別名が付いたとされます。
モチザクラ 餅桜
桜餅についている葉は、このオオシマザクラの若い葉を使っています。そのことからこの名が付きました。塩漬けの葉の約70%は、西伊豆の松崎町で生産されています。お花の観賞用とは違い、桜葉栽培専用の1mくらいの低木で栽培します。5月に収穫をして塩漬けします。
オオシマザクラの原産
伊豆大島。伊豆大島にある株は、天然記念物に指定されています。
オオシマザクラの産地 有名な場所
伊豆大島。
オオシマザクラの科属
バラ科サクラ属。
オオシマザクラの品種・系統
落葉高木樹。
オオシマザクラの交配
オオシマザクラは、自生種です。
オオシマザクラは交配がしやすいため、多くの交配が行われ「ソメイヨシノ」「河津桜」「関山」など有名な桜たちの親となっています。
オオシマザクラの葉
花が咲くと葉が出てくるのが特徴です。約5~10センチの楕円形。
オオシマザクラの葉といったら、桜餅が有名です。桜餅に使っている桜葉は、オオシマザクラの葉になります。


この桜葉が静岡県賀茂郡西伊豆町松崎で作られているのをご存知でしょうか。しかも桜葉の生産量の70%が松崎で作られています。
松崎にたくさんの桜の木があるのかと思ったら、普通の高木の桜の木ではなく、大人が立ったまま葉の収穫ができる1メートル程の高さの樹に葉がなるよう栽培しています。
伊豆大島原産の「オオシマザクラ」は、伊豆にもたくさん生息し、桜葉の生産をするのに温暖な気候も合い、また「オオシマザクラ」の成長が早いこともあり、松崎は昔から桜葉の生産がおこなわれています。
松崎では、5月に桜葉の収穫を行い、塩漬けにします。
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オオシマザクラの樹高

木によっては、約15メートルにもなります。
オオシマザクラの開花時期
3月下旬から4月上旬。ソメイヨシノなどの桜とほぼ同じ時期になります。
オオシマザクラの花径

3~4センチ 。桜の中では、大輪です。
オオシマザクラの花びら

一重咲き。5枚。ハート型です。
オオシマザクラの花の色
純白。花が終わりに近づくとほのかにピンク色になります。
オオシマザクラの花の特徴
花が咲くと葉が出てくるのが特徴です。微かな芳香があります。
オオシマザクラの実
果実は赤色から黒色に熟します。
オオシマザクラのおすすめの逸品
オオシマザクラと言ったら、桜餅に使う葉が有名です。桜餅を作られるなら、こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

そして、その桜葉を使った松崎の梅月園さんの「さくら葉餅」です。↓↓↓

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