「やなぎ」と言ったら、通常「枝垂柳(しだれやなぎ)」のことを指します。
つまり「やなぎ」の代表格と言っても過言ではない、でも華やかではない「枝垂れ柳」についての魅力を紹介していきます。
もっと知りたい「枝垂れ柳」の魅力
枝垂れ柳の別名
「糸柳(いとやなぎ)」
枝垂れ柳の原産
中国原産です。
枝垂れ柳の生息地
北半球の温帯地域に分布します。
枝垂れ柳の科属
ヤナギ科ヤナギ属。
枝垂れ柳の系統
落葉高木樹。
枝垂れ柳の歴史
日本には、奈良時代に渡来しました。
平安時代、貴族たちは「やなぎ」を街路樹や庭の植木として好んで植えたとされます。
『源氏物語』(1008年。平安時代中期。紫式部作)にも、「やなぎ」が登場しますが、これらはすべて「枝垂柳」のことになります。

やなぎの名前の由来
中国では、この枝垂れ柳で矢を作っていたので「矢の木(やのき)」が「やなぎ」へと変化したと言われています。
枝垂れ柳の枝
細い枝が、枝垂れます。
枝垂れ柳の葉
早春に若葉が青々と伸びます。
長さ約5~10センチ、幅1センチほどの大きさの葉が花と同時に出てきます。
葉だけを見ると「川楊」に似ていますが、枝が垂れる「枝垂れ柳」と天に向かって上に伸びる「川楊」とでは、枝が全く違うので区別できるかと思います。
枝垂れ柳のつぼみ
黄緑色をしたミノムシのような形のつぼみが枝から垂れ下がります。
枝垂れ柳の開花時期
3月。
枝垂れ柳の開花期間
約10日間ほど開花します。
枝垂れ柳の花径
開花した姿は毛虫のようで、長さは約5センチ程になります。
枝垂れ柳の花の色
黄色。
枝垂れ柳の花の特徴
小さな毛虫のような感じの花が咲きます。
枝垂れ柳の季語
花が咲く「春」になります。
枝垂れ柳の花言葉
「愛の悲しみ」
「我が胸の悲しみ」
「悲哀」
「自由」
「従順」
「率直」
「哀悼」
枝垂れ柳のいけばなでのいけ方
・「枝垂れ柳」は、秋から春の花と葉が出る前まで使われます。
・決して短くは使わず、長く大きく、おおらかに使います。
枝垂れ柳のおすすめの逸品
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