薬味とは
日本では古くから、香味野菜や香辛料は、身体を温めるもの、消化を助けるもの、殺菌するもの、気を巡らせるものなど、体調を整えるための薬として取り入れられてきました。
辞書的な古典書『和名類聚抄』(10世紀著。平安時代初期)には、薬味は「薬ノ味他」とあり、薬として味や効能をもつものということが書かれています。
「薬味」の本来の意味としては、薬としての効能をもつ味や香りを添えるものという意味となります。
薬効を持つことから、料理に添えることで、体調を整える薬として使われるようになり、現在のような料理に使われる風味を添える「薬味」の存在になってきました。ただ、実際には味のためだけではなく、身体を守るための知恵であるということを知っていると、より「薬味」が好きになるかもしれません。
薬味を使いこなす
夏には欠かせない「薬味」。
それぞれに個性があります。夏の冷えを抑えてくれるもの、食欲減退を抑えてくれるもの、食中毒の予防など、まずはそれらの個性を知ることが大切です。
個性が理解できたら、それらを組み合わせることで、更に薬味としてのレパートリーも広がります。
ここでは、それぞれの個性を紹介します。まずは単品から、そしてそれらを組み合わせて応用していき、「薬味」を使いこなしましょう。
薬味を育てる
「薬味」は、どちらかというと脇役であり、主役にはなれないものたちですので、これらを揃えるのも、物価高の時代にはなかなか難しいものです。
更に、1束買ってきても余ってしまうということもありがちです。
そこで、家で育ててみるのはいかがでしょうか。
私は、大葉、山椒、生姜、葱、茗荷を育てています。使いたい時に使う分だけ、庭で収穫してくれば良いのでとても便利です。また、たくさんなり過ぎてしまった場合には、保存できる保存食もレパートリーが増えました。
大きなお庭がなくても、プランターでも栽培できるものばかりです。
下記の一覧より、それぞれの育て方も参考になさってみてください。
主な薬味一覧
薬味はあいうえお順になっています。
あおじそ 青紫蘇・おおば 大葉
暑い夏には欠かせない「大葉」。どんな料理にも入れてしまいます。「大葉」には、気を巡らせたり、食欲増進、食中毒の予防にもなる効果があります。1枚のままでも、細切りにしても、みじん切りにしても、「大葉」が入るだけで、さっぱりとした料理になります。
育て方も、とっても簡単です。
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さんしょう 山椒
「山椒」には、脂の消化を助けるための、殺菌や健胃の効果があります。
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しょうが 生姜
「薬味」というと夏にたくさん使うイメージですが、「生姜」は、発汗や身体の中を温めたり解毒という意味もありますので、夏だけでなく、1年中、特に冬には欠かせないものとなります。
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とうがらし 唐辛子
「唐辛子」は、外来種となり、薬味としては新参者となります。辛味の調味料としてだけでなく、身体を温めたり、発汗を促し、殺菌作用のある薬味としての効用もあります。
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にんにく 大蒜
疲労回復やパワーアップするとして人気の「にんにく」。食後の臭いが気になるという方も多いですが、それ以上ににんにくと合わせる食材を引き立てる美味しさを味わっていただきたいです。
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ねぎ 葱
「ねぎ」は、胃腸の働きが整い、香りが気を巡らせだるさを軽減したり、食中毒の予防にもなるため、発汗や殺菌、風邪の初期などに使われてきました。
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みょうが 茗荷
「みょうが」は、香りが頭をすっきりさせるため、血行促進や熱を冷ます効果などがあります。
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わさび 山葵
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薬味のおすすめの逸品
「薬味」にする材料は、細かく刻むことが多くなります。そこであると便利なのが、ミキサーです。写真をクリックすると詳細を見ることができ、こちらからお取り寄せをすることができます。↓↓↓
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