世界中にある辛い唐辛子の品種をまとめてみました。
お取り寄せができる品種もあります。
辛い唐辛子の品種名を、あいうえお順に並べてあります。
あじめこしょう
岐阜県の「飛騨伝統野菜」「美濃伝統野菜」に認定されています。
◆主な産地
岐阜県中津川市福岡地区。
◆歴史
江戸時代初期(1600年頃)から栽培されてきた伝統的な唐辛子の在来種です。
◆名前の由来
中津川市にある付知川にいる「アジメドジョウ」に形が似ていることからこの名がついたとされます。
◆旬
青唐辛子は7月上旬から。赤唐辛子は8月中旬から9月にかけて出回ります。
◆辛さ
かなりの辛味と旨味を兼ね備えた希少品種です。
アヒリモ / アヒリモン
ペルー料理には欠かせない唐辛子。
◆別名
レモンドロップペッパー
◆原産・産地
ペルー
◆分類
アヒ・アマリージョの一種。
◆草丈
1.5~2メートル。
◆サイズ・大きさ・重さ
長さ約6センチ、幅1.2センチ。
◆外皮色
黄色。熟すと赤くなる。
◆葉の色
濃い緑。
◆花の色
白から緑になる。斑点有。
◆特徴
ハンドソープのような味と酷評されている。
◆辛さ
シトラス風味の辛すぎない黄色の唐辛子。
◆おすすめメニュー
みじん切りにして、サルサソースや肉料理、スープなどに使います。
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インディアンペパー
インドで一般的に使われている唐辛子。
◆原産
メキシコ
◆サイズ・大きさ・重さ
長さ6センチほど、幅約1センチ。
◆外皮色
緑色
◆辛さ
青唐辛子よりも辛い程度。
インフィニティ・チリ
◆原産
イギリス。
◆歴史
2010年にイギリスで開発。
2010年には、世界一辛いとされた品種。現在では、世界一は別の品種になっています。
◆辛さ
鷹の爪の21倍の辛さと言われています。
SBカプマックス
◆原産
日本。
◆歴史
1989年、金子良次さんによって開発された品種。
2004年には、SB食品から品種登録がされています。
2005年には、世界一辛いとされた品種。現在では、別の品種となっています。
◆辛さ
鷹の爪の13倍辛いと言われています。
かぐらなんばん 神楽南蛮
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キャロライナ・リーパー
◆原産
アメリカ
◆歴史
2012年にアメリカの農家が開発。
2013年には、世界一辛いとされた品種。現在では世界一は別の品種となっています。
◆名前の由来
実の先端が、死神が持っている鎌に似ていることからこの名がついたとされます。「リーパー」とは、死神のこと。
◆外皮色
赤
◆辛さ
鷹の爪の30倍辛いと言われています。
◆特徴
膨れたピーマンがしわしわになったような外見。先端だけが細く飛び出している不思議な形をしています。
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ゴールドチリ
コロンビアで食べられている唐辛子。
◆原産
ブラジル
◆産地
コロンビア
◆外皮色
熟すと黄色くなる。
◆辛さ
激辛。
◆おすすめメニュー
ピクルス、ソースなど。
島とうがらし(沖縄島とうがらし)
◆分類
木立唐辛子の一種。
◆科属
ナス科トウガラシ属
◆歴史
18世紀に薩摩藩を経由して入ってきたと言われています。
◆旬
8月~11月
◆サイズ・大きさ・重さ
長さ3センチくらいの小ぶり。
◆外皮色
緑色。熟すと赤になります。
◆辛さ
激辛
◆おすすめメニュー
泡盛に漬けて辛味調味料「コーレーグース」として使います。
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清水森ナンバ
◆原産
青森県弘前市清水森地区。
◆産地
青森県弘前市清水森地区など。
◆歴史
400年ほど前の江戸時代、津軽藩の初代藩主津軽為信が京都の伏見稲荷から持ち帰り栽培したのが始まりとされます。
◆名前の由来
「ナンバ」とは、津軽地方の方言で「南蛮」のことで唐辛子のことを言います。
◆旬
7~10月。
◆辛さ
カプサイシンが通常より少ないため、辛さは少ない。
チューペティオ / チュペチニョ / chupetinho
◆原産
ブラジル
◆サイズ・大きさ・重さ
直径2~3センチ。
◆外皮色
赤、黄色など。
◆特徴
ミニトマトの先が尖った形。
◆辛さ
中辛。
ちょうせんなんばん 朝鮮南蛮
◆歴史
戦国時代、朝鮮出兵の際に、豊臣秀吉が朝鮮半島に寒さ対策のために持ち込んだと言われています。
◆サイズ・大きさ・重さ
9~10センチ。
◆外皮色
緑色。熟すと赤くなる。
◆特徴
熟す前から辛い。
◆辛さ
激辛。
◆おすすめメニュー
キムチ。
ドラゴンズ・ブレス
◆名前の由来
「竜の息」という意味。竜の口から炎が出ているイメージでしょうか。
◆形
ほおずきのような形。
◆外皮色
黒。
◆辛さ
世界2位の辛さと言われています。
◆特徴
熊よけのスプレーとしても使われているそうです。
トリニタード・スコーピオン
◆原産
トリニタード・トバゴ原産
◆歴史
2011年には、世界一辛いとされた品種。現在では世界一は別の品種となっています。
◆辛さ
鷹の爪の29倍の辛さと言われています。
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ナガ・ヴァイパー
◆原産
インド。
◆歴史
2010年には、世界一辛いとされた品種。現在では世界一は別の品種となっています。
◆辛さ
鷹の爪の27倍と言われています。
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ハバネロ
◆英名
Habanero chilli
◆原産
メキシコなど中央アメリカから南アメリカ
◆産地
ブラジル、コスタリカ、ベリーズ、アメリカなど
◆歴史
1994年には、世界一辛いとされた品種。現在は別の品種。
◆分類
カプシクム・キネンセの品種の一種。
◆サイズ・大きさ・重さ
長さ5センチ前後。
◆形
ピーマンを小さくしたような形。かわいい。
◆外皮色
緑色。熟すとオレンジがかった赤、白、茶色、ピンクなどもある。
◆花の色
白
◆辛さ
鷹の爪の10倍の辛さと言われています。
◆特徴
辛いだけでなく、フルーティーな香りがある。
ハラペーニョ

写真は沖縄県産のハラペーニョです。大きさは、長さ約10センチ、太さ約3センチ。
◆原産
メキシコ原産。
◆科属
ナス科トウガラシ属
◆名前の由来
メキシコのベラクルス州のハラパという発祥の地に由来します。
◆外皮色
濃い緑色。
◆特徴
タバスコの緑の方は、ハラペーニョから作られています。
◆辛味
中程度。生で食べることもできます。
◆おすすめメニュー
ピクルス、サルサ、唐辛子味噌などに使われます。
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ブート・ジョロキア
◆原産
インド、バングラデッシュ原産。
◆歴史
2006年には、世界一辛い品種とされました。(現在は別の品種)
◆辛さ
鷹の爪の20倍の辛さ。
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プリッキーヌ
タイ料理ではポピュラーな唐辛子。
◆別名
プリックキーヌー
◆原産
タイ原産
◆産地
タイ
◆分類
木立唐辛子種。
◆科属
ナス科トウガラシ属
◆名前の由来
「プリッキーヌ」とはタイの言葉で「ネズミの糞のような」という意味だそうで、それくらい小さいという意味なのでしょうか。
◆サイズ・大きさ・重さ
2~3センチと小さい。
◆外皮色
緑、赤。
◆辛さ
激辛。
◆おすすめメニュー
トムヤムクンなど。
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ペッパーX
◆歴史
2023年には、世界一辛い品種とされました。
◆辛さ
鷹の爪の54倍の辛さ。現在では、世界一辛いと言われています。
◆特徴
食べると、鼻水や涙が止まらなくなります。
ベルビセン
イタリアで使われている唐辛子です。イタリア料理に合うように改良されて作られた品種です。
◆原産・産地
イタリア
◆外皮色
はじめは白だが、赤、オレンジ、黄色などカラフルに熟します。
◆辛さ
中程度。
◆おすすめメニュー
パスタやリゾットなど。
ぼたんこしょう 牡丹胡椒
◆歴史
2008年、「信州の伝統野菜」に選定されました。
◆産地
長野県北部の中野市永江地区など。
◆名前の由来
果頂部に深いシワがあり牡丹のように見えるから。
◆形
ピーマンのよう。
◆外皮色
緑。熟すと赤。
◆辛さ
果肉は甘いが、種周辺に強い辛味あり。
やへいとうがらし 弥平唐辛子
滋賀県の伝統野菜のひとつ。
◆産地
滋賀県湖南市。
◆歴史
幕末から明治初期頃に、木田弥平さんが美濃から持ち帰った唐辛子を植えたのが始まり。
◆名前の由来
木田弥平さんの名前からきています。
◆旬
8月~10月。
◆草丈
約80センチ~1メートル前後。
◆サイズ・大きさ・重さ
長さ約5センチ、太さ直径1センチほど。
◆外皮色
赤に近いオレンジ。
◆特徴
実自体は、甘さも感じるほどのマイルドな辛さ。種付近は、強烈に辛い。
◆栽培の注意
追肥はしない。追肥することで、辛さが治まって(弱まって)しまうそうです。
◆辛さ
鷹の爪の2倍の辛さ。
◆おすすめレシピ
漬物に入れるなど。
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やまととうがらし 大和とうがらし
奈良県の「大和伝統野菜」のひとつ。
奈良県で作られている「大和甘長とうがらし(大和の甘とう)」と似ている名前ですが、「大和甘長とうがらし(大和の甘とう)」は、甘いとうがらしです。
◆サイズ・大きさ
長さ7~10センチ。
◆特徴
香りが良い。しわがない。
主に、乾燥して香辛料の一味唐辛子となります。「大和の一味」で有名。
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コメント
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