現在のねぎ業界の流れとして、「太いねぎ(白ねぎ)」と「細いねぎ(青ねぎ)」の中間品種・中間種が出回るようになりました。
「中間のねぎ」とは、わかりやすいように私が勝手に名付けたものですので、予めご了承ください。
「中間のねぎ」の特徴
「中間のねぎ」は、日本農業遺産に認定された「太いねぎ(白ねぎ)」と「細いねぎ(青ねぎ)」の良いところが特徴となっている中間種のねぎです。
①太さは、「太いねぎ」と「細いねぎ」の中間の太さ、もしくは太いねぎに近い太さとなり、ボリュームがあります。
②白い部分が少なく、青ねぎのようなので、捨てるところがなくすべてを食べることができます。
③「太いねぎ」で使っていた料理にも、「細いねぎ」で使っていた料理でも、どちらでも使うことができます。
「中間のねぎ」は、両方の良いところを楽しめる無駄のないねぎの品種となります。
「中間のねぎ」の品種

現在、この「中間のねぎ」を栽培されている全国に地域が増えています。
いとしまはねぎ 糸島葉ねぎ
◆産地 福岡県糸島市
◆特徴 口当たりが良く、芳醇な香りと独特の甘みが特徴です。
いわつねぎ 岩津ねぎ
◆産地 兵庫県朝来(あさご)市岩津地区のみで栽培されている幻のねぎ。
◆交配 東京の千住ねぎと京都の九条太ねぎを掛け合わせた品種です。
◆旬 11月下旬から2月下旬。
◆特徴
規定が厳しく、青い部分が3本、白い部分が25センチ以上、全体の長さが70センチ以上でないと「岩津ねぎ」と認定されません。
朝来の厳しい寒さに耐えるために、ねぎの澱粉が糖に変わり、果物のように甘いねぎが育ちます。水分量が多いのも特徴です。生で食べても甘いが、加熱することでとろっとした甘さになります。
岩津ねぎは、ほとんどが手作業で作られています。
◆おすすめメニュー 素焼き、鍋物、餃子など。
こしづねぎ 越津ねぎ
「あいちの伝統野菜」のひとつ。
◆産地 愛知県津島市越津町
◆歴史 江戸時代から栽培が始まったとされます。
◆特徴 柔らかく、甘味が強いのが特徴。
◆おすすめのメニュー ねぎ焼き。白い部分も青い部分も1本すべてが使えます。
なんばねぎ 難波ねぎ
◆産地 大阪府
◆特徴 シャキシャキとした食感に、甘みとぬめりがあるのが特徴です。難波ねぎは、根も食べることができます。
◆おすすめメニュー 天ぷら。
「中間のねぎ」のおすすめの逸品
「岩津ねぎ」のねぎ味噌ラー油を、こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

ねぎの関連記事
◆「ねぎ①ねぎまとめ」の記事はこちら ↓↓↓

◆「ねぎ③細いねぎ」の記事はこちら ↓↓↓

◆「ねぎ⑤九条ねぎ」の記事はこちら ↓↓↓

季節の手仕事の関連記事
◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら」↓↓↓

◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

コメント