【季節の手仕事「大根」②大根の漬物レシピ】もっと知りたい!大根を残さずに使い切るおすすめ漬物の手仕事

 1月にしたい手仕事

大根は、1本買ってきても使いきるのが意外と大変ですよね。最近では、半分に切って販売されているものもありますが、できれば1本買いたいですよね。そうすると、毎日大根料理が続いてしまったりします。そんな時は、「自分が使いたいメニューの分は、これだけ」として取っておいて、残りを保存が効く漬物にしてしまいましょう。冷蔵庫で、1週間から10日は持ちますので、とても便利です。

大根の品種は、地元、「箱根西麓三島野菜」の1つ「三島大根」を使っています。

レシピの紹介の順番は、時間がかからない順にしてあります。最後が一番時間のかかる漬物になっています。




【干さない】【数時間漬ける】「大根の即席柚子漬け」《保存食》

干さずにできる簡単な即席の漬物です。

《 材料 》

大根 600g

塩もみ用塩 小さじ1

砂糖 100g

酢 大さじ2

柚子の皮 千切りにしたものを10本ほど

《 作り方 》

①大根は、皮つきのまま、5㎝の長さ、縦横1cm角に切っていきます。

②ボウルに切った大根を入れ、塩を入れて塩もみし、5分程おきます。

③保存袋(ジップ付き)に、大根の水気を切りながら入れ、砂糖、酢、柚子の皮を入れます。

➃保存袋ごともみもみし、調味料がなじんだら、冷蔵庫で1~2時間おきます。

⑤水気を切って、盛り付けてください。すぐに食べることができて簡単です。

【干さない】【半日漬ける】「大根の即席酢漬け」《保存食》

干さずにできる簡単な即席の酢漬けです。

干すのが当たり前かと思いますが、これでも十分満足な酢漬けです。

紅芯大根の即席酢漬け
2023年1月23日

《 材料 》

大根 400g(写真は、三島の紅芯大根で作ったものです)

塩もみ用塩 小さじ1

酢 大さじ4

砂糖 小さじ2

白だし 小さじ1

《 作り方 》

①大根は、半月もしくは大きければ1/4にして、スライサーで薄く切ります。

②ボウルにスライスした大根を入れ、塩を入れて塩もみし、5分程おきます。

③保存袋(ジップ付き)に、大根の水気を切りながら入れ、調味料も入れます。

➃保存袋ごともみもみし、調味料がなじんだら、冷蔵庫で半日おきます。

⑤水気を切って、盛り付けてください。すぐに食べられて簡単です。

***ご飯のお供だけでなく、サラダに入れても、ドレッシングなしで楽しめヘルシーです。

【半日干す】【半日漬ける】「大根の香味漬け」《保存食》

おつまみになるお漬物です。

《 材料 》

大根 400g

生姜 1片

赤唐辛子 1本

醤油 大さじ3

ごま油 大さじ1

《 作り方 》

①大根は、皮つきのまま、厚さ1㎝に切り、銀杏切りにし、半日干します。

②生姜はみじん切り、赤唐辛子は小口切りにしておきます。

③保存袋(ジップ付き)に、大根を入れ、生姜、赤唐辛子、醤油、ごま油を入れます。

➃保存袋ごともみもみし、調味料がなじんだら、冷蔵庫で半日ほどおきます。

【1日干す】【1日漬ける】「大根のはりはり漬け」《保存食》

はりはり漬け
2023年4月29日

とっても簡単なはりはり漬けです。

《 材料 》

大根 1本

醤油 大さじ3

酢 大さじ3

砂糖 大さじ1

赤唐辛子 1本

《 作り方 》

①大根は、皮つきのまま、5㎝の長さ、縦横1cm角に切っていきます。

短冊切
2023年4月27日 写真は大根1/3本分です。

②丸1日天日干しします。お天気が良くて、風がある日がよいでしょう。もし曇っているなどでしたら、2日くらい干してもよいでしょう。

干した後

③保存袋に調味料を全部入れて、少し混ぜたら、干した大根を入れて揉みほぐしてください。

保存袋

➃そこから丸1日冷蔵庫で保管すれば、出来上がりです。

好みで七味唐辛子をかけてお召し上がりいただいても美味しいです。




【しっかり干す】【しっかり漬ける】「大根の酢漬け」《保存食》

三島大根の酢漬け
2022年2月10日

三島では「沢庵漬け」も人気がありますが、「大根の酢漬け」もおすすめです。

《 材料 》

大根 干して皮をむいてから計った量

塩 大根の量の3%

酢 大根の量の10%

砂糖 大根の量の10%

昆布 10cm

大根が入る大きさの大きな保存袋(ジップ付きの袋) 大根が入る枚数

《 作り方 》

①大根を3日干します。

沢庵のように干し過ぎず、逆に干さないと漬物らしくならず、浅漬けになってしまうからです。また、使う三島大根は、非常に水分を多く含むため、1日づつ様子をみて、3日となりました。ご自身で干す場合も、大根の様子をみて、干す日にちを前後してみてください。

②3日干したら、浸けやすい好みの大きさに切り、皮をむきます。皮をむいたら、大根の量を計っておきます。

20㎝くらいの長さに切り、縦を半分に切ると、保存袋にちょうど入る大きさで、作りやすいです。

③大きな保存袋を用意したら、大根に塩をもみ込みながら、保存袋に入れていきます。塩が残ったら、袋の中に入れてしまってください。保存袋の中で、塩が満遍なくつくようにします。

空気を抜いて、保存袋を閉めます。

保存袋でつくる大根の酢漬け

➃保存袋を平に置いて、その上にトレーのようなものを置き、その上に重石を置きます。重石がなければ、中身の入った2ℓくらいのペットボトルでも代用できます。

⑤2日経ったら、重石を半分の重さにします。その時に、保存袋の上下をひっくり返しましょう。

⑥更に2日(袋にいれてから計4日目)経ったら、大根をザルにあげて、水気を切ります。

⑦砂糖とお酢を用意し、混ぜておきます。念のため、味の確認をしておきましょう。

⑧新しい保存袋に、大根を入れ、砂糖とお酢を混ぜたものと昆布を入れます。

⑨更に2日(袋に入れてかや計6日目)経ったら、試食してみてください。好みの味になったら、出来上がりです。その後も日にちが経てば、より味が染み込みます。

この保存袋のままで冷蔵庫に入れ、1ヶ月くらいは保存可能です。

もし自分の味と違うようでしたら、材料の比率を少し変えてみてください。

大根のおすすめの逸品

野菜の乾燥機フードドライヤーです。これなら、いつでも大根が干せます。とても便利です。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

自然の風で乾燥させたい方におすすめ。私も使っています。30センチ四方です。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?

大根は、気が付くと漬物を作ってしまいます。家族もみんな好きなので、すぐになくなってしまいます。

お陰で、漬物のレシピがたくさんあり、干すのか干さないのか、浅く漬けるのかじっくりつけるのか、分けてみました。味付けもなるべく被らないように分けてみましたので、お好きな干し具合や漬け具合、味付けを選んでご自身の味を作っていただけるのも良いのかと思います。

それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

大根の関連記事

◆「大根①大根まとめ」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「大根」①大根まとめ】もっと知りたい大根!大根の旬、色や形、育つ姿など大根まとめ
大根について、別名、原産、科属、歴史、旬、色、形、特徴、栄養価、選び方、保存方法、使い方、葉の利用方法、大根の姿、などを紹介しています。

◆「大根③大根の種類と品種」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「大根」③大根の種類と品種】もっと知りたい!思った以上にたくさんある大根の種類や品種
大根の種類として、青首大根、辛味大根、紅芯大根、白首大根、細根大根。大根の品種として、青味大根、大蔵大根、茎大根、郡大根、桜島大根、佐波賀大根、聖護院大根、時無大根、練馬大根、三浦大根、三島大根、御薗大根、桃山大根、守口大根などを紹介。

◆「大根➃大根の葉」の記事はこちら ↓↓↓

【季節の手仕事「大根」➃大根の葉】捨てるなんて勿体ない!もっと知りたい美味しい大根の葉の活用レシピ
捨てるなんて勿体ない。とっても美味しい大根の葉について、大根の葉の姿、大根の葉の旬、大根の葉の保管の注意、大根の葉の間引き菜、大根菜、干葉について、大根の葉のレシピとして、だうこっぱ、ピリ辛だいこっぱをご紹介。

季節の手仕事の関連記事

◆「食材別の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

食材別の季節の手仕事
季節の保存食を作るのに必要なメインの食材を、食材別で紹介しています。野菜、山菜、野草、果物など分野に分けております。それぞれの食材が育つ姿、本当の旬、収穫方法、アク抜きや下処理、保存食のレシピやメニューなど、季節の手仕事を紹介しています。

◆「季節の手仕事カレンダー」はこちら ↓↓↓

季節の手仕事カレンダー
季節の手仕事をまとめた月ごとに「季節の手仕事カレンダー」。これを見るだけで、季節の手仕事を忘れずにできます。季節を感じながら、楽しく季節の手仕事をしましょう。

◆「和菓子の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

和菓子の季節の手仕事
和菓子で季節を感じるために、行事食など特定の日に食べる和菓子、季節の和菓子の種類、1年中食べられる和菓子の種類、地域の和菓子の種類などを紹介。高級なイメージのある和菓子ですが、普段使いの和菓子もたくさんあり、和菓子がもっと身近になります。

◆「暦としつらえの季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

暦としつらえの季節の手仕事
二十四節気、七十二候、五節句、節供、雑節などの暦に沿って季節を感じられるよう、カレンダー式に紹介。それぞれの暦の行事食、その時期に旬を迎える食べ物や和菓子、お花やしつらえなどの関連を含めた季節の手仕事を紹介。暦は毎日が楽しくなることばかり。

◆「お花の季節の手仕事」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

お花の季節の手仕事
お花を上手に生ける上で知っておくとよいことは、そのお花がどのように芽がでて、葉が開き、茎が伸びて、花が咲き、かれていくのかを知ることです。出生を知ることで、そのお花のいけ方や活かし方がわかります。お花が咲く本当の季節もお花別に紹介します。

◆「おすすめの食材店と旬の食材探しで訪れたい道の駅」のまとめ記事はこちら ↓↓↓

おすすめの食材店と道の駅
旬の食材を探しに行くのにマストな探し方は、農家さんが作っているものを持ち込む、道の駅、旅の駅、村の駅、川の駅、ファーマーズマーケットです。手に入らない食材の宝庫です。また、個人的によく利用している地元の食材のお店もご紹介しています。



 

コメント

タイトルとURLをコピーしました