【季節の手仕事「大根」①大根まとめ】もっと知りたい大根!大根の旬、色や形、育つ姿など大根まとめ

 1年通してしたい手仕事




もっとしりたい「大根」について

大根の別名 

「すずしろ」 春の七草の一つです。

大根の原産

地中海から中央アジア付近。

大根の科属

アブラナ科ダイコン属の越年草。

アブラナ科なので、大根を収穫せずにおくと、葉が伸び、菜の花のような薹(とう・花)が咲きます。

大根の歴史 

日本には弥生時代に伝わったとされます。

一般に食べられるようになったのは、江戸時代からとなります。栽培が増え、品種が広がったのも江戸時代になります。

大根の旬 

大根は、1年中出回っているように思われますが、旬はあります。

◆秋冬大根 10月~2月 

◆春大根 4月~6月

大根の色

外皮色は、白、赤、緑、紫、黄色、黒などがあります。

中色は、白、赤などがあります。

大根の形

大根の根部分の形は様々です。

◆丸いタイプ 

かぶのように丸いタイプ。桜島大根、聖護院大根など

◆根部分が長いタイプ 

練馬大根、三浦大根など

◆細長いタイプ 

牛蒡のように細長いタイプ。守口大根など

大根の特徴 

根部分は淡色野菜、葉は緑黄色野菜。葉は緑色の野菜と同じように食べることができます。

大根の栄養価

葉はビタミンAを多く含みます。大根おろしにした汁は、ビタミンⅭやアミラーゼを多く含みます。血栓防止作用や解毒作用もあります。

美味しい大根の選び方

良い大根の選び方としては、実はハリとツヤがあり、重いものを選びましょう。実の色の青い部分は、土の中でなく、外に出ていた部分なので、味に問題はありません。水分が抜けたものを選んでしまった時には、お漬物などにしましょう。葉は、切れているものならば、切り口が新鮮なものを選びましょう。

大根の保存方法

保存方法は、収穫、もしくは購入してきたら、葉と実の部分は、切り分けて保存しましょう。そのままにしておくと、葉が実の水分を吸ってしまいます。葉は切って保管し、元気がなくなってきたら、お花のように水につけてあげましょう。すぐに復活します。復活しないものは、枯れてしまったものになります。

実の部分は、水分が抜けないように、新聞紙などに包み、立てて冷暗所置くのがおすすめです。使いきれなかった時には、すりおろして冷凍保存も可能です。

大根の使い方

大根は、葉に近い方が甘く、根に近い方が辛くなります。大根おろしにするならば、葉に近い方が辛くありません。




もっと知りたい「大根が育つ姿」

一般的に大根は1年中出回っていますが、旬としては10月から2月が甘みも強くみずみずしくて一番美味しい時期となります。地元三島大根も旬は同じです。

また、三島大根は、春大根が4月から6月頃にも美味しくなります。

大根の葉が成長

大根20231115
2023年11月15日

農家さんは、畑の中で、時をずらして1シーズンに何回も大根を栽培しています。既に次の大根が育っていました。

大根出立て20231115
2023年11月15日

寒くても大根は元気に育っています。

大根の芽
2021年5月10日

葉が出てきた春大根です。

収穫できる大根の姿

大根20231030
2023年10月30日 

秋冬大根が出たての、瑞々しい時期のものです。

旬の大根20231115
2023年11月15日

絶好調に美味しい時期の大根です。

食べ時大根
2022年1月7日

冬大根です。

伸び過ぎ大根
2023年1月20日

冬大根の終わりの頃です。葉も根も伸びきってしまっています。

大根のおすすめの逸品

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