【季節の手仕事「たけのこ」①たけのこまとめ】収穫、アク抜き、むき方、レシピ、違いなどのたけのこまとめ

 4月にしたい手仕事

文明が進み、ハウスでの栽培の技術がこれだけ発達している中、未だに自然栽培しかできていない種類は、数少ない野菜が「たけのこ」です。

「たけのこなんて、1年中手に入るじゃないですか」なんて言われてしまうかもしれませんが、それは、水煮したものを真空にしたものです。ほとんどが中国からやってきたものです。

逆に、だからこそ、春の短い時期に自然に採れる「たけのこ」が、貴重な存在になるのでしょう。

たけのこの時期が楽しみになることばかりです。あまりの「たけのこ愛」に、記事が長くなってしまいましたので、記事をそれぞれ分けました。順にご覧いただけるとわかりやすいかと存じます。




たけのこの収穫方法

「たけのこの収穫時期」「たけのこの収穫方法」「たけのこの収穫に必要なもの」などについてを紹介。↓↓↓

【季節の手仕事「たけのこ」②たけのこの収穫】思っているより重労働!たけのこを見つけて収穫するまで
たけのこの収穫の時期についてや、収穫の準備として用意するものとしてたけのこ鍬、軍手、虫よけスプレー、ダンボール箱など、服装として長袖長ズボン長靴、たけのこの探し方、収穫方法、収穫の注意などを紹介しています。

たけのこの下処理方法

白いたけのこ(料亭のたけのこ)
2023年4月17日 

たけのこの下処理方法として「アク抜き」や「皮のむき方」などについてを紹介。↓↓↓

【季節の手仕事「たけのこ」③たけのこの下処理】またやりたくなる!たけのこのアク抜きや手早い皮のむき方
たけのこのアクとえぐみについて、たけのこの下処理の方法として、皮をむいてからアク抜きする方法や、アクを抜いてから皮をむく方法をご紹介。大量に手に入った際の保存方法も紹介しています。

自分で収穫したからこその新鮮なたけのこレシピ

「焼きたけのこ」「たけのこのお刺身」など自分で収穫したからこそ食べることができる新鮮なたけのこのレシピや、たくさん収穫してしまった時のための長期保存ができるたけのこレシピ、たけのこの冷凍方法などをご紹介。↓↓↓

【季節の手仕事「たけのこ」➃たけのこレシピ】部位別の食べ方、採れ立て限定の食べ方、保存食レシピを紹介
自分で採ってきたからこそできる新鮮なたけのこを使った贅沢な食べ方として、焼きたけのこ、たけのこのお刺身、ひめ皮のしょうが醤油を紹介。保存食として、塩漬け、たけのこラー油、メンマを紹介。最終手段として、冷凍保存の方法を2種類ご紹介。

「幼竹」で作るメンマもおすすめです。↓↓↓

【季節の手仕事「たけのこ」⑥幼竹(ようちく)】もっと知りたい幼竹!美味しいメンマは幼竹から作られます
幼竹(ようちく)とは、たけのこから竹になるまでのものです。幼竹でメンマを作ります。幼竹を収穫し、処理するのは大変です。メンマにするには、竹を茹でて塩漬けして1ヶ月おきます。味付けをして出来上がりです。手作りのメンマをお楽しみください。

たけのこの種類

一般的なたけのこ「孟宗竹」だけではないたけのこの種類や特徴など、たけのこの種類はこちら。↓↓↓

【季節の手仕事「たけのこ」⑤たけのこの種類】孟宗竹、破竹、古参竹(布袋竹)、真竹の種類の違いを比較
孟宗竹(もうそうちく)、破竹(はちく)、布袋竹(ほていちく)、真竹(まだけ)と呼ばれるたけのこ4種の、食べられる時期、むき方、アク抜きの方法などそれぞれの違いを比較しています。

「タケノコ王」のたけのこ

タケノコ王のたけのこ20220406
2022年4月6日

「たけのこ」といえば、テレビで有名になった「タケノコ王」をご存じでしょうか。

ピンクのタンクトップを着ている方です。

その「タケノコ王」のお店が地元にあるので、買って食べてみました。

タケノコ王のたけのこむいた

とても拘って作っていらっしゃるようで、米糠などでのアク抜きは必要なく、下茹でだけで良いとのことでした。当日掘ったものだけを販売していらっしゃるようで、本当に採れ立てのものでした。

せっかく拘って販売してくださっていたので、こちらとしても教えていただいた通り、すぐに下茹でして、一晩水につけて、次の日に調理をさせていただきました。まったくアクもエグミもありませんでした。

本当に美味しかったです。

本当に美味しいものは、記憶に残り、忘れることがありません。拘って作っていらっしゃる気持ちもすごく伝わってきましたし、だからこそ、記憶に残る味になったのだと思います。

「タケノコ王」のお店には、他にも、蕨や木の芽、野蒜味噌など山菜も販売していました。




たけのこのおすすめの逸品

たけのこ掘りにおすすめの地下足袋と長靴のご紹介です。

京都にある「SOU・SOU」の地下足袋が履きやすくて、普段使いもおしゃれで好きです。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

そして長靴はやっぱり「HUNTER」。畑も山も普段の雨用も全部これひとつで済みます。こちらからお取り寄せができます。↓↓↓

明日はどんな手仕事する?

たけのこは、収穫の体験と下処理はセットでやってみるのが一番です。

うちのような田舎では、この時期になると必ず「たけのこ掘りに来る?」なんてお声がかかります。収穫の大変さを覚えるだけで、「大切に食べよう」とか「どうやったら全部食べきれるか」などを考えるようになります。そうすると、自然とレシピも増えてきますし、保存方法や保存食の作り方も習得できます。何より、採れ立ては美味しい。本当の美味しさがわかります。

下処理もなんてことはないです。難しいとかわからないとか大変そうが先に出てしまうから、やらなくなってしまうのです。とにかく簡単です。やってみましょう。

それでは、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

明日が素敵な1日になりますように。

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20代30代で海外30か国、国内39都道府県を旅した経験から、「日本人の季節を取り入れた素朴な生き方・暮らし方」が好きになりました。日本の伝統文化のいけばなを30年以上嗜み、地元の食べ物、旬の食べ物、保存食、和菓子、しつらえ、手仕事など、季節や暦を大切に感じながら日々暮らしています。自分でも忘れてはいけないことやレシピなどをここに記録し、自分でも見て確認しながら日々アップデートしています。皆様の参考になれば幸いです。ちなみに、私は料理研究家でも料理人でもありません。お花の先生をしています。自然と共に、日々の変化を自分の手で愉しんでおります。

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