ここではお花の本には載っていない、さつきを綺麗に見せるためのコツやいけ方・飾り方のコツなどを紹介しています。
ただし、さつきは切り花にするよりも、盆栽で愉しむ方がおすすめです。おじいちゃんのように、鋏を持って、ゆっくりじっくり剪定して、成長する姿を愉しみましょう。
さつきのいけ方・飾り方のコツ

さつきの飾り方・愉しみ方のコツ
「さつき」は、一般的には切り花にはしません。
樹高があまり伸びないため、盆栽、庭木、垣根にして観賞することが多くなります。
夏の暑さや湿気、冬の寒さにも強いため、手のかからない植物になります。
おすすめの盆栽
「さつき」は、盆栽の中でも成長が早いため仕立てやすく、枝も多いため切り落としてしまっても、後悔のない植物です。私のように、盆栽の初心者の方にも最適です。
「さつき」というと、赤やピンクが多くなりますが、初夏に爽やかな白のさつきの盆栽を育ててみませんか?
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もっと知りたい「さつき」の魅力
さつきの原産
日本原産。
さつきの科属
ツツジ科ツツジ属。
さつきの分類
さつきは、常緑低木樹です。
さつきの歴史
江戸時代の園芸ブームの際に人気となり、園芸品種が多数作られました。
さつきの名前の由来
旧暦の5月頃(現在の5月から6月頃)に咲き始めたことからこの名がついたとされます。
さつきの自生場所
野山に自生。渓流沿いにも自生。渓流植物の特徴を持つため、湿気にも強い。
さつきの樹高
50センチ~1メートルほど。
さつきのつぼみ

さつきの開花時期
開花時期は、4月から6月。
昔は、旧暦の5月(現在の5月から6月頃)に咲いていたから「さつき」という名前がついたとされますが、現在では4月には咲き始めます。
さつきの花径
大小ありますが、約5センチほど。
さつきの花びら
さつきの花びらは、5枚の花びらに見えますが、花びらの根元がくっついて筒状になっている「合弁花」です。
さつきの花の色
紅色、ピンク、紫、白などがあります。
白


ピンク




さつきの花の特徴
葉が出るのと同時に花が咲きます。もしくは、葉が先に出てから花が咲きます。
さつきの栽培方法・注意
手のかからないさつきとはいえ、花が咲き終わったら、剪定をしましょう。その際、枯れている枝も切り落としましょう。
さつきが綺麗に咲くおすすめの場所
◆星ヶ山公園「さつきの郷」 神奈川県足柄下郡湯河原町
約5万株のさつきが咲き誇ります。海が臨める高台にあります。
さつきの季語
季語は「夏」。
さつきの花言葉
「協力を得られる」
「節約」
「幸福」
「つつじ」と「さつき」の違い
「つつじ」と「さつき」はよく似ていますが、違うお花です。
ちなみに、欧米では躑躅も皐月もAzalea(アザレア)と言い、一緒の種類のお花になってしまいます。
1番わかりやすい違いは、開花している時に、葉があるかないかです。全ての種類ではありませんが、開花している時に、葉がないのが「つつじ」、葉があるのが「さつき」です。
開花時期も、「つつじ」が3~5月、「さつき」が4~6月と少し「つつじ」の方が早く咲き始めます。
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明日はどんな手仕事する?
「さつき」といえば、近くの公園に子供の頃からたくさんの「さつき」が咲きます。
今では、考えられないことなのかもしれませんが、子供の頃はこの「さつき」の花びらの甘い蜜を吸って楽しんだものです。
先日、同世代の仲間たちは同じことをしていたというので、私だけではないことを笑い合いました。
今では、薬などがまかれているのではないかと、吸ってみる勇気はありませんが、子供の頃はとっても楽しくて嬉しかったのを覚えています。
誰も見ていないところでやってみようかしら。
それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
明日が素敵な1日になりますように。
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