愛知県にある有名な和菓子店とその看板商品やおすすめ商品
店名をあいうえお順に並べてあります。
あかだ屋清七「あかだ」
愛知県津島市。文政13年(1830年)創業。津島神社の東門前。
「あかだ」は、日本一硬いお菓子として有名。米団子を油で揚げた素朴なお菓子です。保存料などを一切使用せず、お米の素材本来の甘さが感じられます。悪疫退散祈願として作られ、昔ながらの手作りで伝統の味を守り続けています。津島神社ご用達のお菓子です。
青柳総本家「青柳ういろう」
愛知県名古屋市。明治12年創業。
「青柳ういろう」は、しろ、くろ、抹茶、上がり、さくら、小豆、栗、おいも、ゆず、珈琲など種類が豊富です。
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亀広良「うすらひ」
愛知県名古屋市西区。1954年創業。
「うすらひ」は、伊勢のつくね芋を使った練薯蕷と黒糖の大島あん、白餡を重ねたお菓子。氷が割れた様を和菓子で表現している匠の技が光る逸品。
他にも、「亥の子餅」は、生地が羽二重餅で黒胡麻が入っています。中は粒あんで、くるみと干し柿が入っています。
川口屋「季節の上生菓子」
愛知県名古屋市中区錦。江戸時代元禄年間(1688~1704年頃)創業。
「季節の上生菓子」は、2週間ごとに種類が入れ替わります。種類も多く、作りがとても丁寧です。10種類あれば10種類の餡を使うという配慮には、どの方も全種類買いたくなる気持ちがわかります。「亥の子餅」だけでも、銀杏と柿入りで外側は隙間なく胡麻がついています。
きよめ餅総本家「藤団子」
愛知県名古屋市熱田区神宮。熱田神宮前。江戸時代中期の天明5年(1785年)茶屋として創業。
「藤団子」は、赤(桃色)、青(緑)、黄色、紫、白の五色で4センチほどのリング型に作られた団子菓子でした。現在では上品な味の干菓子となっています。輪を5つ重ねると藤の花のように見えることから「藤団子」というそうです。
まつ月「本わらび餅」
愛知県豊田市。安政2年(1855年)創業。
「本わらび餅」は、創業当時から伝わる逸品です。わらびの根からわらび粉を作り、わらび餅を作っています。
美濃忠「初かつを」
愛知県名古屋市中区丸の内。江戸時代末期の安政元年(1854年)創業。岐阜美濃の桔梗屋から分家した由緒あるお店です。
「上りようかん」で名をはせている「初かつを」。2月から5月までの期間限定商品です。
初鰹の切り身のようなピンクがかった薄牡丹色をしており、上質な葛を使ったういろうと羊羹の間のような歯応えのある作りです。
むらさきや「栗蒸し羊羹」
愛知県名古屋市中区錦。
「栗蒸し羊羹」は、2層となっており、上層が栗蒸し羊羹、下層が三温を糖と醤油と味噌がベースの松風となっています。
両口屋是清「二人静(ににんしずか)」
愛知県名古屋市中区。寛永11年(1634年)創業。
「二人静」は、半円状を紅白一対で球形にした和三盆糖の干菓子です。白い和紙に包まれて、ほのかにピンクが透けて見える、可愛い包みとなります。創業は江戸時代ですが、この「二人静」が誕生したのは、戦後で11代目大島清治さんが考案したものです。
清楚な茶花の「二人静(ふたりしずか)」を模していることもあり、「ふたりしずか」と読みたいところですが、両口屋是清さんでは「ににんしずか」と読みます。
優しいお味に、心休まる逸品です。
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愛知県で有名なお菓子
あんつぼ
球状に丸めたこしあんを寒天で包んだ生菓子。似たものに「あんこ玉」があります。新美南吉の好物だったようです。
あんまき
愛知県知立市の名物「あんまき」。
明治時代以前は2つ折りだったものが、明治時代中頃からは餡を巻くようになったようです。
生地は、元々小麦粉と水飴だけで作られていましたが、現在では、卵、砂糖、水飴、薄力粉、ベーキングパウダー、水から作られ、鉄板やホットプレートなどで焼き、30秒ほど蒸します。
つけあぎ
「へぎ」と呼ばれる甘いお餅を薄切りにして焼いたり揚げたりした煎餅のこと。塩味のへぎもあるそうです。新美南吉の好物だったようです。
ぺこしゃん
粗目砂糖で作った飴で三角推の形。黒ごまを入れたものもあったようです。新美南吉の好物だったようです。
愛知県に行きたくなったら
愛知県の人気のお宿です。こちらからご予約ができます。↓↓↓
明日はどんな手仕事手仕事する?
愛知県の和菓子と言えば、私にとっては「ういろう」です。子供の頃から、父が仕事で名古屋方面に行くと必ず買ってきてくれたのが「青柳のういろう」です。いろんな色(味)のものを棹の箱で買ってきてくれたので、子供ながらにういろう1棹を1回で食べてしまうほど好きで、よく食べすぎだと怒られました。
お陰様で今もういろうが大好きで、自分で作るようになってしまいました。こちらにも書かせていただいています。↓↓↓

私の和菓子好きは、子供の頃からだった、しかも大量に食べる子だったということを、まんじゅうの記事にも書いた気がします。まんじゅうも1箱20個くらいを1回で食べられる子でした。この頃からご飯も食べずに和菓子が大好きな子だったのです。
和菓子のあれこれをたくさんの方に伝えられるよう、これからもたくさんの記事を書き続けます。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
それでは、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
明日が素敵な1日になりますように。
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