
よく梅と桜と桃が見分けがつけられないと言います。確かに近年、どれも園芸品種が増え、わかりにくくなっていることは確かです。
そこで梅と桃と桜を見分ける簡単な方法を3種類紹介します。
梅と桃と桜の見分け方のコツ①花びら
まずは花びらです。
梅は丸く、桃は先がとがっていて、桜はハート型をしています。
梅の花びら

梅の花の花びらは、丸い形をしています。
桃の花びら

花びらは楕円形で先が少し尖っています。
1つ1つのお花も1番大きく開花したもので4~5センチになります。まんまるに膨らむ蕾が印象的です。
桜の花びら

桜の花びらは、切れ込みの入ったハート型です。
梅と桃と桜の見分け方のコツ②幹
最近ではどれも園芸品種が増えており、花びらでは区別がつかない時もあります。その時は、幹(太い枝)や枝をご覧になってみてください。幹には、長年の経緯が象徴されており、皮やシワなどで判断がしやすくなります。
お花が咲く、新枝などはどれも皮やシワなどがあまりなくわかりにくいので、幹(太い枝)を参考にしてみてください。
梅の木の幹
1番最初に咲く梅は、凛々しく男性的です。

太い幹(古木)が横に広がり、緑色をした新枝(ずばえ)が真っ直ぐに上に向かって伸びます。

古木は、肌ががさがさして、皮やシワが縦に入ります。
桃の木の幹
次に咲く花桃は、優美で女性的です。

枝は上を向かって伸びていますが、新しい枝の肌はツルツルしています。

花桃の太い幹は、ツルツルと綺麗なところもありますが、横にシワが入っているものもあります。
桜の木の幹

最後に咲く桜は、枝が横に広がって伸びます。

桜の太い幹は、皮やシワが横に入りカサカサしています。
梅と桃と桜の見分け方のコツ③花が咲く時季
どの花も品種改良が進み、早咲きの品種などが多数出現しておりますが、見分けるのは標準的な開花時期となります。
梅は一番早く、梅が咲き終わると桃が咲き、桃と同時か少し遅くに桜(ソメイヨシノ)が咲きます。
梅の開花時期

梅の開花時期は、基本的には1月~2月と言われています。
早咲きのタイプは、年末から咲き始めます。
桃の開花時期

桃の開花時期は、基本的には3月から4月になります。
桜の開花時期

桜の標準木といわれているものが「ソメイヨシノ」となり、「ソメイヨシノ」は例年3月下旬には開花します。
早咲きの「河津桜」は2月に、沖縄の桜「カンヒザクラ」は3月に、八重の桜たちは4月に開花します。
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明日はどんな手仕事する?
お花には、必ず個性があります。そのそれぞれの個性を知ってみると、お花を観賞するのもとても楽しくなります。
今では、写真を撮ればお花の名前が出てくるアプリなどもあり、そんなことを知らなくても、簡単に答えがでるのかもしれませんが、そのお花の個性を探してあげて、自分の目で見て確認するのも、一つの経験かもしれません。
上記では、3つのコツをご紹介しましたが、まだまだ違いはあります。
お花が咲く前のつぼみも見てみてください。桃のつぼみなどは、まん丸でなんと可愛いことでしょう。
春は楽しみがたくさんありますね。
それでは、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
明日が素敵な1日になりますように。
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