みたらしだんごとは
みたらしだんごとは、みりん、砂糖、醤油、昆布だしなどを煮詰め、片栗粉や葛粉などでとろみをつけた甘辛いタレを団子にからめたものです。
地域性などもあり、特に名古屋では、甘くない、香ばしい醤油味のみたらし団子になっています。
みたらしだんごの歴史
京都下鴨神社の境内の糺の森の御手洗池の泡に見立てた団子が由来といわれています。御手洗の泡の涼しさから、暑気祓いに食べられていました。
みたらしだんごが美味しいお店一覧
みたらしだんごのお店の一覧です。
作るお店さんによって、秘伝のみたらし餡や団子の焼き具合などが違いますので、みたらしだんごの世界をお楽しみください。
お値段が変わってしまっていたら、すみません。
都道府県を北から順に並んでいます。
仙臺だんご いち福 宮城県仙台市
◆商品名 「しょうゆ」
◆団子の数 5分け
◆団子の大きさ 約2センチ
◆団子の特徴 長い5本の団子生地に串を刺して切ってあるタイプです。
◆焼き具合 焼きなし。
◆みたらし餡の特徴 色目が濃いのが特徴。醤油の香ばしさと甘さが絶妙。
◆住所 宮城県仙台市
◆値段 1本180円(税込)
来宮神社 静岡県熱海市
橙の味のするみたらし餡は斬新です。

◆商品名 「だいだいみたらしだんご」
◆団子の数 2個
◆団子の大きさ 約4センチ
◆団子の特徴 外側がカリッとして内側が柔らかい。
◆焼き具合 比較的しっかりめに焼かれています。
◆みたらし餡の特徴
みらたし餡には伊豆特産の橙が入っており、柑橘とみたらしの餡の味が絶妙です。
◆その他の特徴 焼き立てをその場で食べることができます。
◆住所 静岡県熱海市
◆値段 1本500円(税込)
杉崎菓子店 静岡県伊東市
昔ながらの懐かしいみたらしだんごです。

◆商品名 「みたらし団子」
◆団子の数 4個
◆団子の大きさ 約3センチ
◆団子の特徴
手作り感満載の柔らかいお団子が特徴です。柔らかい団子を作っているせいか、みたらし餡と団子の間に団子を丸めるのに使う打ち粉を感じます。私は、そこが好きです。
◆焼き具合 焦げ目がしっかり付くくらい焼いてあります。
◆みたらし餡の特徴 昔ながらの基本のみたらし餡です。
◆住所 静岡県伊東市松原
◆値段 1本110円(税込)
文寿堂菓子店 静岡県伊東市
口に入れた時の、あんこの甘みとみたらし餡の辛味の絶妙なバランスがとても良いみたらしだんごです。
◆商品名 「文ちゃんだんご」
◆団子の数 2個
◆団子の大きさ 約4センチ
◆団子の特徴 団子の中にはこしあんが入っています
◆焼き具合 焼き過ぎてはいない感じです。
◆みたらし餡の特徴 昔ながらのみたらし餡です。
◆住所 静岡県伊東市猪戸
◆値段 1本170円(税込)
かわい米店 静岡県三島市
団子の柔らかさ、みたらし餡の味、みたらし餡の量、すべてのバランスが抜群。個人的にはみたらし餡をたっぷりかけてくださるのがポイントが高いです。

◆商品名 「みたらしだんご」
◆団子の数 4個
◆団子の大きさ 約3センチ
◆団子の特徴 せいろで蒸し上げたお米屋さんの団子だけに、モチモチ加減が抜群です。
◆焼き具合 ほんのり
◆みたらし餡の特徴 ほんのり甘め。
◆その他の特徴 みたらし餡をたっぷりかけてくれます。
◆住所 静岡県三島市 支店あり
◆値段 1本140円(税込)
雅心苑 静岡県沼津市
◆商品名 「雅心だんご」
◆団子の数 2個
◆団子の大きさ 直径約4センチ
◆団子の特徴 団子の中に餡が入っています
◆焼き具合 ほんのり
◆みたらし餡の特徴 基本の餡です。
◆住所 静岡県沼津市足高 支店あり。
◆値段 1本170円(税込)
だんごのみよし 静岡県沼津市

◆商品名 「みたらしだんご」
◆団子の数 4個
◆団子の大きさ 約3センチ
◆団子の特徴 あまりモチモチしておらず、粉っぽい印象。
◆焼き具合 軽く焼きめがつくくらい。
◆みたらし餡の特徴 味が薄め。餡の量も少なめ。
◆住所 静岡県沼津市
◆値段 1本150円(税込)

加茂みたらし茶屋 京都府京都市
みたらし団子発祥の地として、ぜひ食べておきたいみたらしだんごです。
◆商品名 「みたらし団子」
◆団子の数 5個
◆団子の大きさ 約2センチ
◆焼き具合 しっかりめに焼いてあります。
◆みたらし餡の特徴 みたらし餡には黒砂糖が入っています。
◆その他の特徴
5個の団子ですが、上1個と下4個に分かれています。これは人の身体を表していると言われています。これは、みたらしだんごが神前へのお供えものとされていたからだと言われています。
◆住所 京都市左京区。みたらし団子発祥の地とされる京都下鴨神社門前にあります。
◆創業 大正11年(1922年)
◆値段 店内:お茶付きで3本400円、持ち帰り:5本525円。
六花亭 京都府京都市
清水寺の敷地の中にあるお茶屋さんなので、京都観光の途中に入りやすいお店です。
◆商品名 「みたらしだんご」
◆団子の数 5個
◆団子の大きさ 約2センチ。
◆団子の特徴 モチモチです。
◆焼き具合 しっかりめに焼かれています。
◆みたらし餡の特徴 たっぷりかかっているので満足です。
◆住所 京都市東山区。お店は清水寺の敷地の中にあるお茶屋さんです。その場でいただきましょう。
◆創業 江戸時代
みたらしだんごのレシピ

いろんな種類のみたらしだんごを見たところで、自分でも作ってみたくなりませんか?
アレンジのない基本のレシピです。
団子の作り方
うるち米から作られる上新粉やもち米から作られる白玉粉などの米の粉に水を混ぜてこね、丸めて蒸したり茹でたりして作ります。
《 材料 》 団子12個分
上新粉 50g
白玉粉 50g
ぬるま湯 100~120cc
《 作り方 》
①粉にぬるま湯を少しずつ加え、耳たぶくらいの硬さにします。この時点でパサパサしていると団子になった状態で粉っぽくなりますので、水分の状態に気を付けて調整してみてください。
②12等分にして、丸めておきます。串に刺さない場合は、中央をくぼめます。
③鍋にお湯を沸かし、団子を入れて5~6分茹でます。
➃浮き上がってきたら更に1分茹で、冷水に浸けてから、水気を切ります。
⑤串に刺すようでしたら、串に刺します。
⑥そのままでもよいですが、フライパンまたは網で焼き、焼き目をつけてあげると団子が香ばしく美味しく仕上がります。

みたらし餡の作り方
地域によっては、昆布だしを入れたり、片栗粉を葛粉にしたりするところもあります。
《 材料 》
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
水 100cc
片栗粉 大さじ1
《 作り方 》
①みりん、砂糖、しょうゆを鍋に入れ、煮たったら、水で溶いた片栗粉を入れ、混ぜます。
②とろみが付いたら出来上がりです。団子にかけてお召し上がりください。
みたらしだんごのおすすめの逸品
みたらしだんごの種類も色々あり、京都に行くとよく食べていた寛永堂さんの「まろのおみた」をこちらからお取り寄せすることができます。↓↓↓ 中からみたらし餡が出てくるのもまた、いいですよ。

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