いちごは、販売されているものを食べたり、いちご狩りをして食べたことがあるかと思いますが、自分で育ててみるのはいかがでしょうか。
露地もののいちごは、ハウスで栽培するいちごのように甘くて大きな粒ではありませんが、味が濃く小さなものができます。ジャムにするには最高に美味しいいちごになります。
それでは、いちごの栽培について、ご紹介します。
いちごを栽培してみる
現在いちごは、ほとんどがハウス栽培されています。ハウス栽培のいちごは、12月から5月くらいまでが旬です。
それに対して、露地もののいちごは、最近あまり見かけなくなりましたが、4月から5月が旬です。
苗の植え付け
栽培を始めるならば苗を植えるのは秋になります。

いちごの苗は、「親株」から「ランナー」という茎で繋がりながら伸びていきます。一番最初の苗が「太郎苗」、二番目の苗が「次郎苗」、三番目の苗が「三郎苗」…というように、ランナーを伝って次々と伸びていきます。
写真は、右下が「親株」、右上が「太郎苗」その左の一番大きな葉が見える苗が「次郎苗」、次の「三郎苗」と「四郎苗」が近く、ランナーが見えてまだ小さな葉の「五郎苗」そしてランナーが続いている…といった状況です。

写真は、「五郎苗」からランナーが伸び「六郎苗」の芽が出ているところです。次のランナーものびています。
新しくいちごの実を育てるために使う苗は、「次郎苗」以降の苗をランナーを切って使います。自然に育てている場合は、ランナーは切らずにそのまま育てると、どんどん増えます。
「太郎苗」は実がつかないことが多いため、使いません。
苗のお手入れ
2月までは、除草のみにします。
2月下旬に、苗に黒いビニールをかけて、マルチ張りをし、土の温度を上げてあげます。
2月下旬、3月下旬に追肥します。
4月上旬から中旬に、マルチ張りの上にわらを敷いて、実ったいちごが痛まないようにします。

露地いちごの苗が庭に広がってしまっている様子です。何年も前に、いちごの苗を置いておいたら根付き、毎年広がっているそうです。土が良いのでしょう。花がちらほら咲き始めていました。
いちごの花
実がなる茎の先にお花の蕾ができ、花が咲きます。いちごは、バラ科の植物なので、花びらは5枚で、お花だけ見たら梅のようにも見えます。

写真は、石垣いちごの花です。茎が垂れ下がり、そこから太陽の方を向いて咲きます。

こちらは、露地もののいちごの花です。上(天、太陽)を向いて咲きます。
お花の真ん中には、いちごの原型のようなものがあるのがわかりますか?花びらが散ると真ん中から、この実が少しずつ大きくなってきます。
いちごの実が育つ姿

花びらが落ち、実が少しづつ大きくなり始めているところです。もう少しすると、白くなってきます。

見慣れた形にまで大きくなってきました。ここから、太陽を浴びて、赤くなります。
今、珍しいいちごの品種で「白いいちご」も出回っていますが、この写真は、普通に赤くなる品種のいちごです。この写真は、赤くなる手前の段階です。

赤くなったいちごです。ヘタのところまで赤いものが、食べごろで甘いいちごです。

いちごの収穫方法は、茎を手でもぎ取るだけです。簡単に採れます。
いちごを育てるための注意
◆実が大きくならない場合
実が大きくならない場合は、花を摘花(間引き)します。
◆実が全くならない場合
肥料を注意してあげてみてください。
いちごのおすすめの逸品
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