平べったい柔らかいさやの状態を「きぬさや」、少し成長したものを「さやえんどう」といい、さやをはがし大きくなった豆だけのことを「グリンピース(実えんどう)」といいます。
「うすいえんどう豆」は、その「グリンピース」を品種改良したものです。グリンピースと同じく、さやを取り、未成熟の実を食べる「実えんどう」になります。
グリンピースの兄弟というよりは、グリンピースのいとこという思いで紹介をさせていただきます。
もっと知りたい「うすいえんどう豆」の魅力
うすいえんどう豆の漢字
「碓井豌豆豆(うすいえんどうまめ)」と書きます。
うすいえんどう豆の流通
うすいえんどう豆は、主に関西で食べられています。鮮度が命のため、収穫しても近辺にしか出回らないため、関西でしか食べられていません。
うすいえんどう豆の産地
和歌山県が生産量日本一です。
うすいえんどう豆の科属
マメ科エンドウ属。
うすいえんどう豆の歴史
大阪府羽曵野市の碓井地区では、明治時代から栽培されていたとされます。
うすいえんどう豆の名前の由来
大阪府羽曵野市の碓井地区でえんどう豆の栽培が始まったことからこの名がついたとされます。
うすいえんどう豆の旬
4月~5月上旬頃。
うすいえんどう豆の出回り時期
早くは2月から出回り始めます。
うすいえんどう豆の特徴
グリンピースに比べて皮が柔らかく、甘さが控えめで、青臭さが少なく、ホクホクしているのでとても食べやすいです。
うすいえんどう豆の日
うすいえんどう豆がゴールデンウイークの頃に収穫されること、5月4日のみどりの日であること、爽やかな緑色をしていること、中国語で「5(ウー)」と「4(スー)」と言われることから、5月4日を「うすいえんどう豆」の日としました。
うすいえんどう豆の品種
◆紀州うすい
和歌山県の「うすいえんどう豆」のブランドです。
もっと知りたいうすいえんどう豆の育つ姿
うすいえんどう豆の収穫のタイミング
花が咲いて、約1ヶ月後にはさやがふっくらと膨らみ収穫の時期となります。
実が熟す前に収穫しないと硬くなってしまい、収穫が遅くなっても硬くなってしまうほど、収穫の見極めのタイミングが難しいうすいえんどう豆です。
うすいえんどう豆の収穫時期
4月から5月上旬頃。
うすいえんどう豆の賞味期限
とにかく鮮度が命の「うすいえんどう豆」です。収穫した瞬間から味が落ちてしまいます。収穫したら、すぐに食べるようにしましょう。
もっと知りたい「うすいえんどう豆のレシピ」
「うすいえんどう豆」のメニューとしては、素焼き、塩茹で、豆ごはん、卵とじ、ポテトサラダなどが美味しくいただけます。
また、「うすいえんどう豆」の品の良いお味から、お豆腐なども作ります。
うすい豆腐
「うすい豆腐」とは、なめらかに潰したうすいえんどう豆をくず粉で固めた料理です。
豆の色、香り、甘味を楽しめる季節の料理となっています。
豆腐を作ると思うと、難しい気がしますが、とっても簡単なレシピです。
《 材料 》
うすいえんどう豆 なければグリンピース 70g
だし汁 1/2カップ
豆乳 1カップ
片栗粉 あれば葛粉 20g
塩 小さじ1/3
《 作り方 》
①豆は火が通るまで茹でます。
②だし汁、豆乳を合わせ、片栗粉、塩、豆を加え、ミキサーにかけて裏ごしします。
③鍋に入れ、中火にかけます。ヘラで練りながら加熱します。
➃重くなったら、型やタッパーなどにラップを敷いてから入れ、冷蔵庫で1時間から半日冷やし固める。好みの大きさに切り分けます。
あんかけなどをかけて食べると美味しいです。
うすいえんどう豆のおすすめの逸品
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