枝豆の品種は、日本全国に400種類あると言われています。
品種が多い理由は、それぞれの枝豆の産地でたくさんの品種を育て、各品種の旬が続くように栽培をされているからです。
その枝豆の品種を、枝豆、茶豆、黒枝豆の種類で分け、それぞれ品種名をあいうえお順に並べてあります。お好みの枝豆の品種を見つけてみてください。
枝豆の品種
あおしずく 青雫
雪印種苗により販売されている苗が全国で栽培されています。
甘みと旨味が強い。
中生品種。旬は、8月下旬~9月上旬。
あおまつり 青祭
雪印種苗により販売されている苗が全国で栽培されています。
中早生品種。旬は、7月下旬~9月上旬。
あきた香り五葉
秋田県のオリジナル品種。葉が5枚なのが特徴。香りが高く、濃厚な味わい。
中晩生品種。旬は、9月上旬~中旬。
あきたさやか
秋田県産。
香りが少ない。甘みと旨味のバランスが良い。
「黒煮豆」と「サヤムスメ」の交配種。
中生品種。旬は、8月下旬~9月上旬。
あきたほのか
秋田県のオリジナル品種。ほのかな香りとコクがあり、味が濃い。大粒。歯応えがあります。
中晩生品種。旬は、9月中旬~下旬。
あけぼの大豆


山梨県身延町特産。枝豆は、大きく甘く旨味があり、バターの味と香りがします。
晩生品種。旬は10月中旬~下旬。
あじふうか 味風香
雪印種苗により販売されている苗が全国で栽培されています。
甘みが強い。濃厚な旨味。
早生品種。旬は、7月下旬~8月上旬。
いきなまる
新潟県などで栽培されています。
早生品種。旬は、6月下旬~7月下旬。
おつな姫
新潟県などで栽培されています。
早生品種。旬は、7月下旬~8月上旬。
かみふうか 神風香
雪印種苗により販売されている苗が全国で栽培されています。
甘みと旨味が強い。茶豆に近い中間品種。大粒で1さやに3粒は入っている。
極早生品種。旬は、7月中旬~下旬。
かわうちのち
広島県広島市安佐南区川内地区産。戦前から枝豆を作っています。肉厚で甘い枝豆です。
グリーン75
極早生品種。旬は、7月中旬~下旬。
ごようまめ 五葉豆
秋田県産。古くから栽培されてきた品種。秋田では、枝豆の代名詞となっている品種。
葉が5枚なのが特徴。甘みが強く風味が絶品。
さかなまめ 肴豆
新潟県で栽培されている品種。市場に出回らない希少品種で、「幻の枝豆」として人気です。
ホクホクした食感。大粒。お酒に合う品種。
晩生品種。旬は、9月中旬~10月中旬。
サヤコマチ
旨味が多い。大粒。
旬は、5月下旬~6月下旬。
サヤタカラ
中早生品種。旬は、8月上旬~中旬。
サヤムスメ
茶豆に近い中間種と言われています。
甘みとコクがあります。
旬は、9月下旬~11月上旬。
つきみすむすめ つきみ娘
茶豆に近い中間種と言われています。
甘みが強い。
旬は、9月上旬~9月下旬。
つまり 妻有
新潟県産。甘みと旨味がとても強い。2024年の枝豆の最高品種。
なつふうか 夏風香
雪印種苗により販売されている苗が全国で栽培されています。
甘みと旨味が強い。茶豆に近い中間品種。大粒。
中生品種。旬は、8月下旬~9月上旬。
はつだるま 初だるま
新潟県などで栽培されています。
甘みが強い。
旬は、4月下旬~6月下旬。
ひでん 秘伝
秋田県、新潟県などで栽培されています。
香り、甘さ、大きさの全てが最高クラス。大粒。ホクホクした食感。
名前の由来は、秘密にしたくなるほど美味しいという意味で付けられたそう。
晩生品種。旬は、9月中旬~10月中旬。
やひこむすめ 弥彦むすめ
新潟県産。
フレッシュな香りと爽やかな甘み。
早生品種。旬は、5月中旬~6月下旬。
ゆあがりむすめ 湯あがり娘
秋田県、千葉県、新潟県、大阪府岸和田市など全国で栽培され、人気の高い品種です。
茶豆に近い中間種とも言われています。
とても柔らかく、風味豊かで、甘みの強い品種。
中早生品種。旬は、6月下旬~8月中旬。
ゆかたむすめ ゆかた娘
強い甘みと独特な香りが特徴。
中生品種。旬は、7月下旬~9月上旬。
ようけい 陽恵
甘みが強い。
旬は、6月下旬~9月上旬。
茶豆の品種
えちごハニー 越後ハニー
新潟県で栽培されている品種。
噛むほどに甘みや香りが広がります。
旬は、7月中旬~8月中旬。
くろさきちゃまめ 黒崎茶豆
新潟県で多く栽培されている茶豆のブランド品種。
豆の薄皮がやや茶色く、香りと甘みが濃いのが特徴です。
旬は、7月中旬~8月中旬。
こひらがたちゃまめ 小平方茶豆
新潟県で栽培されている品種。
旬は、7月中旬~8月中旬。
しょうない5ごう 庄内5号
新潟県で栽培されている品種。
香りや甘みが強く、コクが深い。
旬は、8月中旬~9月上旬。
しんこひらがたちゃまめ 新小平方茶豆
新潟県で栽培されている品種。
旬は、7月中旬~8月中旬。
だだちゃ豆
山形県鶴岡市の特産。旬は、7月上旬から9月上旬。明治の初めから作られています。
香りが強く、甘みと旨味があります。
「だだちゃ」とは、庄内地方の言葉で父親のことを言います。「だだ茶豆」と勘違いされることがありますが、「だだ茶豆」ではなく「だだちゃ豆」です。
毎年、だだちゃ豆の原種に近い巾着型でシワのある種を選別して来年の種とし、だだちゃ豆の歴史を引き継いでいます。
にいがたあまちゃまめ 新潟あま茶豆
新潟県で栽培されている品種。
大粒で甘い。
旬は、8月中旬~9月上旬。
にいがたけい14ごう 新潟系14号
新潟県で栽培されている品種。
旬は、7月中旬~8月中旬。
にいがたちゃまめ 新潟茶豆
新潟県で栽培されている品種。
さやの毛の色が茶色。豆の薄皮も薄い茶色。噛むほど甘みや香りが広がります。
旬は、7月中旬~8月中旬。
ばんしゃくちゃまめ 晩酌茶豆
新潟県で栽培されている品種。
香りや甘みが強く、コクが深い。
旬は、8月中旬~9月上旬。
ピカリちゃまめ ピカリ茶豆
新潟県で栽培されている黒崎ブランドの品種。
香りや甘みが強く、コクが深い。
旬は、8月中旬~9月上旬。
黒枝豆の品種
丹波産黒枝豆
京都丹波産の黒枝豆です。黒枝豆としては、丹波産はとても有名です。
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熊野町産黒枝豆
広島県熊野町産の幻の黒枝豆です。粒が大きく、とても甘いのが特徴。すべて手作業で作られています。旬は、9月下旬から10月上旬。
筑前クロダマル
福岡県筑前町産の幻の黒枝豆です。
枝豆として食べるのは、10月上旬から中旬の10日間だけ。あとは、完熟させて黒豆にします。
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